受験戦術

塾に任せたら手遅れ!?小5の2月にやるべき事とは!!

こんにちは。私の息子の中学受験の話です。

小学5年生の2月と言えば、塾は新6年生のコースが始まります。このタイミングでどのような学習をしているのか公開します。

息子プロフィール

  • 進学志望校:早稲田中、海城中、早大学院
  • 併願校:城北
  • 塾:早稲田アカデミー(SBクラス)
  • 早稲田アカデミー偏差値(1月時の成績):53.22
    (国語:35.98、算数:55.6、理科:59.49、社会:60.14)

今はSBクラスにいますが、最後までSBクラスでよいとは思っていません。できる事ならゴールデンウィーク前にSSクラスに上がりたいと思っています。それが難しくても夏期講習前には何とかSSクラスに上がりたいです。でも、塾の授業に頼ってばかりだと、上のクラスに上がる為の学習ができなくなります。

ママン

国語の成績はずっと低空飛行です。理科と社会は上がってきましたが、ここにきて算数が下降気味です。算数で全体の成績を引き上げて、国語は足を引っ張らない程度まで上げる必要があります。

夏までが勝負!!科目ごとの学習プラン

算数と国語を強化する必要性を感じていましたが、いずれも基礎力であいまいな分野が多いというのが成績が上がらない原因だと考えました。

パパン

算数は、ほぼすべての単元を一度学習していました。でも、テストの結果を見ると、ケアレスミスという言い訳をする分野が偏っていることに気づいたんです。

夏期講習までに「4科のまとめ」をかたずける!!

「4科のまとめ」は6年の授業が始まる前に塾から送付されます。塾長に聞いたところ、

「4科のまとめ」はSSクラスでは解けて当たり前なので使いません。これをサクサク解けないと上位校を狙うどころかSBクラスとしてもまだまだ未熟です

塾講師

ということでした。上位校を狙うのであれば、春期講習が始まる前までに100%解けるようにした方がよさそうです。「4科のまとめ」はテキスト入手次第、毎日コツコツと始める予定です。

バックアップテキストは塾のカリキュラムでは夏期講習で使用予定でしたが、こちらもSSクラスでは使いません。従って、遅くとも春期講習後には着手初めて、夏期講習前には2巡は終わらせたいと思います。

NN早大学院の受講はキャンセル

まず、小6コースの前半のNN特訓は見送ることにしました。これは先生に聞いたところ、

前半のNN特訓は学校別の傾向を見た上で、基礎固めを中心とした学習です。学校固有の問題にはあまり手を付けません。

塾講師

ということでした。だから、わざわざお金を払って息子の得意不得意に関係なく問題を解く必要性はないと判断しました。それよりも、息子の弱点分野は明確なので、それを家庭学習で強化したほうが良いと判断しました。

算数の学習プラン

今の算数の学力で、SSに行くと多少苦労すると思われます。だから、塾以外の教材を使って、基礎を定着させる必要があります。

算数は、早稲田アカデミーで使用している教材のレベル感を私なりに整理すると次のような感じです。念のため購入したサピックスや市販テキストのレベルも私の感覚値で載せています。

算数の苦手分野分析

息子が苦手とする分野は、組み分けテストや週テストの結果で傾向はつかめます。主に流水算や速さの問題で間違えています。特に、絵や図を描いて状況を整理する問題で、図に書き落とす作業が雑でミスを発生させています。

パパン

図を雑にしか書けないという事は理解していないってことなんです。でも、息子はケアレスミスだと言って、図をきれいに書くことを拒んできたので、ミスを繰り返しています。

苦手分野が分かれば、家庭学習でもそこの基礎から学びなおせます。

算数強化に使う教材

テキストのレベルは私の感覚です。早稲田アカデミーは、SSクラスだけで扱う「上位校への算数」のシリーズがあります。上位校を狙うのであれば、できるだけ早く解き始める必要があります。

ママン

購入する参考書リストにバックアップがないので、確認したところ、SBクラスでは夏期講習で使うかもしれない。その時は、購入してもらうことになると言われました。

パパン

バックアップテキストや上位校への算数シリーズなど、早稲アカにはいろいろなテキストがあります。でも、校舎や先生によって扱うテキストは先生にゆだねられているそうです。

新6年に向けたテキスト購入の申込用紙にテキストが載っていない可能性もあります。夏期講習まで待っていては、学習が遅れてしまうため早めに入手する必要があります。今の時点で入手する方法を、こちらの記事に記載したのでご確認いただければと思います。

塾のテキスト以外の参考書

その他の市販の参考書も塾の学習のサポートに役立つものがいくつかあります。

おすすめの参考書はこちらで紹介しています。SSに行ってから活用する参考書ですが、算数が得意なお子さんは、SBクラスからでもおすすめの参考書です。

国語の学習プラン

国語の成績は著しく悪いので、そこを強化する必要があります。国語は次の2つに分けて学習する必要があるそうです。

・漢字や文法などの暗記問題
・記述や抜粋の文章読解の問題

国語は、宿題をしっかりやって、あとは、毎日音読と漢字の書き取りを行ってください。

塾講師

以前このようにアドバイスをもらい進めていましたが、あまり効果が出ていませんでした。そこで、市販の参考書に頼ることで改善が見られたので、こちらもご紹介します。

音読の工夫

最近気づいたのですが、文章の音読は、特に物語については、無感情で読むよりも大げさに抑揚をつけて読んだ方が子供の心に残り、正答率が上がっていることが分かりました。

ただ自ら音読しているときは、棒読みになっているので、テストの時などは心の中で棒読みしていて、話が頭に入ってきていないのかもしれません。

ただし、国語は息子が苦手意識を持ってしまっているのでそれを治すための方法を私は持ち合わせていないし、塾の先生もイマイチ頼りにならないので、一度家庭教師をつけて、子供の自信を取り戻すためのコンサルティングをお願いしようと思っています。

国語の成績を上げるのは時間がかかるんです」なんて言っている先生はこれっぽっちも信用できませんね。塾の先生はその発言が多いのですが家庭教師の先生はその回答する人はまずいないです。

国語も学問なので回答のセオリーはあるということです。それを学んで自信を取り戻す手助けは早稲アカの先生では難しいように思えてきました。

まとめ

いよいよ6年コースが始まり中学受験モードが本格化してきます。塾に頼り切った勉強法だと一般的な生徒をペルソナとしたカリキュラムなので、できる問題もできない問題もいっしょくたにされるのでかなり多くの勉強を強いられます。

家庭で考えるべきは、

  • 子供の得手不得手を把握して
  • 弱点を強化するための良質な教材を集めて
  • 計画的に弱点補強を繰り返す

が必要になります。中学受験は親の受験ともいわれています。塾の先生の受験情報を参考にしながらも、お子さんに合ったプランを立てるのが有効だと思います。

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