「パスを受けてもすぐ取られる」「止めたボールが足元から離れてしまう」——サッカーを始めたばかりの子どもにとって、トラップのミスは自信喪失のきっかけになりがちです。
本記事では、そんな悩みを抱えるサッカー少年・少女とその保護者のために、トラップの基本から正しい上達方法までを徹底解説します。すべて自宅でできる簡単な練習メニューばかりなので、クラブチームに入る前の子どもにもぴったり。
トラップってなに?なぜ大事なの?
サッカーの「トラップ」は、初心者がまず最初に身につけておきたい基本中の基本です。この章では、トラップの意味や重要性をわかりやすく解説します。
トラップ=サッカーの土台になる技術
トラップとは「ボールを止める・受ける」技術のことです。 このトラップがうまくできないと、パスもドリブルもシュートも思い通りにできません。 だからこそ、初心者のうちに「正しい止め方」を身につけることがとても大切なんです。
トラップができないとどうなる?
トラップがうまくできないと、パスを受けた直後に相手にボールを奪われてしまうことが多くなります。せっかく味方が出してくれたパスも、無駄にしてしまうのはもったいないですよね。特に試合中だと、そういったミスが続くと「なんでちゃんと止められないの?」「また取られたよ!」とチームメイトから不満の声が出ることもあります。
本人も「どうせまた取られる…」と自信を失い、ボールが来るのが怖くなってしまうケースもあります。そうなると、サッカーそのものが「つまらない」と感じてしまいかねません。だからこそ、まずはトラップという基礎をしっかり身につけることが、楽しくサッカーを続けていくための第一歩なのです。
トラップ、できてるつもり…になっていませんか?
「ちゃんと止められてるよ!」と自信を持っているお子さんでも、実は見直すべきポイントが隠れていることが少なくありません。ボールは止められているけど、止めた場所が悪くて次のプレーに時間がかかったり、プレッシャーに弱かったり……それ、本当に“できてる”トラップでしょうか?
トラップは“止める”だけでなく、“次のプレーにつなげる”ための技術です。本記事では、自分のトラップを見直すチェックポイントや、自宅でできる改善法も紹介しています。今できていると思っている子こそ、この記事をきっかけにもう一段レベルアップを目指してみてください。
自宅でできる!簡単トラップ練習法
おうちでもできるトラップ練習はたくさんあります。ここでは、初心者の子どもでも楽しく続けられる、シンプルで効果的なメニューを紹介します。
練習1:壁あてトラップ(おすすめ!)
やり方:
- 家の外壁や公園の壁にボールを軽く蹴る
- 跳ね返ってきたボールを足の内側(インサイド)で止める
練習2:手で投げて止める(小さな子にもおすすめ)
やり方:
- 自分でボールを手でポンと上に投げる
- 落ちてきたボールを足の内側で止める
よくある失敗と解決法
せっかく練習しても、間違ったやり方ではなかなか上達しません。
ここでは、初心者がよくやってしまう失敗と、その改善方法をお伝えします。
失敗例 | よくある原因 | 改善のヒント |
---|---|---|
ボールが遠くに跳ねる | 足首がゆるんでいる | 足首をピンと固定しよう |
バランスを崩す | 体が突っ込んでいる | 軽くひざを曲げて重心を安定させよう |
毎回違う方向に転がる | 目線がブレている | 最後までボールをしっかり見る |
おうち練習に最適!風間八宏のトラップ練習DVD
「トラップの正しいやり方がわからない」「うまく教えられない」——そんな保護者の悩みに応えてくれるのが、風間八宏さんのDVD教材です。家庭でできる指導のヒントが詰まっています。
📀 おすすめポイント
- トラップの基本を“ゆっくり丁寧に”教えてくれる
- 実際の練習映像があるので、見てマネするだけで理解できる
- お子さんだけでなく、指導経験のない親でも一緒に学べる
🎯 こんな方にぴったり
- ボールの止め方がわからない小学生
- サッカー初心者の子どもをサポートしたい保護者
- クラブチームに入る前に、基礎を身につけたいご家庭
📜 よくある質問(FAQ)
初心者の保護者の方からよくいただく質問をまとめました。日々の練習に役立ててください。
Q. 小学校低学年でもトラップの練習はできますか? A. もちろんです!インサイドで止める練習から始めれば、年長さん〜小1のお子さんでも楽しんで取り組めます。
Q. 家の中でも練習できますか? A. 軽いスポンジボールやタオルボールを使えば室内でも可能です。床や家具に気をつけて、やさしく練習しましょう。
最後に|トラップが変わればサッカーがもっと楽しくなる!
サッカーのトラップは、難しそうに見えて、実は「正しいコツ」を知っていればグンと上達できる技術です。 まずは「止める」ことから始めましょう。 そして慣れてきたら、「次のプレーにつなげるためにどこに止めるか」まで意識できると、ぐっとプレーの幅が広がります。
正しい練習を、焦らず、毎日少しずつ続けていくことが一番の近道です。
これまで色々なサッカースキルアップ向けの参考書を買ってきましたが、この風間八宏のDVDが日本人にとって一番わかりやすく、目指すべき究極スキルがわかるので、練習中の意識も変わってくると思います。それほど高額でもないので、購入してお子さんと見てみてください。