小学4年生になると、所属している少年サッカーも公式戦が始まります。公式戦が始まるということは、所属しているクラブで選手登録をする必要があるんですよね。
これから公式戦が始まって、親としては子供が出場する試合の勝ち負けが非常に気になってきます。一方で、中学受験を考えているご家庭では、小学4年生から本格的な受験勉強を始める時期と言われています。この小学4年生は、サッカーなどのスポーツを続けるか、中学受験に向けてスポーツはいったんお休みして受験に向けての塾に通わせるべきかを悩む時期です。
小学4年生はまだ家庭学習でも良いと考えていても、小学5年になると受験をするのかしないのかの最終判断をしなければならない時期となります。
中学受験とサッカーとで忙しい小学生最後の2年間
多くの塾は2月から新学年コースが始まります。まず、多くの塾では次のようなカリキュラムで受験勉強が進みます。
- 小学4年生:受験に必要な基礎知識を学習
- 小学5年生:小学6年生までに学ぶ内容を学習
- 小学6年生:志望校対策
したがって、受験のベースとなる基礎学力は小学4年生(小学3年生の2月から小学4年生の2月まで)でほぼ終えます。小学5、6年生は受験勉強が本格化される学年です。
そして、サッカーも5年、6年は公式戦がおおく、練習試合も4年生の時と比べると多くなります。
子供は確実にサッカーを継続したい
小学5年と6年の2年間は何をやるにしてもイベントが多く、両立するのは非常に難しい学年です。
元々勉強も好きな子どもであれば、サッカー続けるのか勉強をしっかりやって良い中学目指すのかなどの話ができるのですが、家庭学習は学校の宿題だけというお子さんは、まずどんなに私立中学の魅力を伝えても、サッカーを続ける魅力にはかないません。
親はサッカーは一時中断して中学受験を希望する
親としては、スポーツも我慢してほしくないという気持ちを持っています。しかし、学校の勉強だけで公立中学に進学してたとしても、その先の高校受験・大学受験でよい学校へ進学というのは厳しいことを盛っています。
だからスポーツもやめさせたくないけど中学受験の勉強も始めさせたい。でも、家庭だけで教えるのが難しいから塾にも行かせたい。そう思って、塾とスポーツ両方をやりながらでも軸に通えないものだろうか。って考えますよね。
中学受験とスポーツの両立は可能か?
5年から受験モードに入る家庭も多いなか、子供がサッカーなどのスポーツに熱中していたら勉強とスポーツを両立するか、受験をあきらめるか、サッカー辞めて勉強一本にするか親としては悩ましい季節ですよね。
一年前にも同じ様な悩みを抱えて結局サッカーを選んだのですが、息子自身の思いは、私立の中高一貫に行きたいという思いが強く、塾に通って勉強とサッカーを両立させつつ難関中への合格を勝ち取りたい。
そう考えますよね。って、それができればだれも苦労しない。それができないから多くの家庭では簗むのです。
受験する?と聞いてYesと答えても本当のところは遊びたい
受験していい学校受かってそのあとでサッカーするってのはどう?
こんな質問を投げかけると、ちょっとん悩んだ末に勉強を取ることがあります。でも大した勉強はしません。我が子なので当然だけど、本当に勉強嫌いなんだなぁと思い知らされます。受験を選んだ理由は、
という明確な答えが返ってきました。理由が明確なのは立派な事だし、中高一貫のメリットも理解しているようです。
早大学院などの大学付属の中学がいいとも言っています。大学まで約束されているので、学費は他の私立と比べても高額ですが、お金のことを考えずに我が子は、明確に勉強が嫌いだから中学受験で終わらせたい。と考えている様でした。
内容はともかく理由を明確に表現できることは重要なのだが、問題はその理由でこのキツい受験を乗り越えられるのかなぁという不安を覚えます。
ただし今現在の息子の気持ちはかなり本気モードなのでじゃあサッカー辞めるの?これからはサッカーと受験の両立はとても厳しくなるよ