こんにちは。今回は、自宅でできる走力アップの方法のご紹介です。サッカー日本代表のスピードスターの伊藤純也選手が解説している走力を上げる走り方改革のご紹介です。
うちの子は私に似て足が遅い
そう思ってあきらめていませんか?伊藤純也選手の解説する方法は、きれいなフォームで走らなくても早く走る方法を解説しています。詳しくはこの記事で紹介している本を購入いただければわかると思いますが、簡単にネタバレすると、たった3つの改善だけで走力がアップすると言う事です。
伊藤純也選手のフォームはバラバラだけど足が速い理由
伊藤純也選手は初めから足は速かったと言っています。でも、昔から走るフォームは我流でバラバラで伊藤選手自信が自分の走り方がダサいと思っているようです。
走るフォームの理想形は人それぞれですが、先日のミャンマー戦で見せた伊藤選手の俊足ぶりはただ早いだけではなく、プレーにつながる走力を持っているので、本人がどう思っていようと世界に通ずる武器ということに疑いの余地はありません。
一般的に走るときのフォームを治すと走力が上がるって言われていますが、フォームの改善は思った以上に時間がかかります。すぐに直せるものではなく、繰り返し体にしみこませる必要があります。
足の速さはフォームで決まるわけではない
運動神経が悪いとか、走り方がおかしい、フォームがダサいっていうお子さんの多くは小学校の体育の授業も苦手にしているかもしれません。走り方が悪いだけで、自分は運動音痴なんだって勘違いしてしまう子供もいるくらいです。
でも、足が速ければそんなコンプレックスは解消されます。フォームが悪くても早ければいいのです。実際に足が遅い理由の多くは、正しい走り方を学ばなかっただけなんです。有能な指導者に巡り合えていないだけ。だから、仕方ないと、あきらめてしまうのは時期尚早でもったいないです。
伊藤純也選手が自分の走りはかっこ悪いと言いつつも早く走るコツはたったの3つということをこちらの本で紹介しています。
伊東純也流の「速く走るコツ」3つの改善で走力が上がる!!
伊藤純也選手が解説する走り方改革を超シンプルに言うと次の3つです。
- ひざを前に押し出して走る
- 肩甲骨を意識してひじを後ろに振る
- 前に倒れていく勢いでスタートダッシュ
いずれも、自宅で矯正できる方法で、ちょっとした改善と意識改革だけで走り方が変わり早く走れるようになるそうです。
膝を前に出して走る
これは、意識の問題に近いのですが、小学校の体育の授業で「ももを上げて走りなさい」と指導されることが多いのですが、イメージとしてはももを上にあげるのではなく、膝を前に押し出すイメージで走るのが正しい走り方と説明しています。
正しいももの高さは、「ももを上げる」のではなく「ひざを前に出す」イメージで、足の形が“く”の字になるくらいが適切。こうすると上体が反り返ることなく、体が前へ前へと進んでいきます。
引用:東洋経済
この正しいももの高さを身につけるメニューが、「30秒片足立ち」です。
片足立ちになり、上げた足で“く”の字をつくり、腕は走っているときの形にして、30秒静止する。とても簡単。これを左右両足3セットやるだけで、正しいももの高さが身につくのです。
肩甲骨を意識してひじを後ろに振る
続いて腕の振り方です。これもしっかり腕を振りなさいと指導されることが多くひじを前に押し出す形で走るという先生もいます。伊藤選手は腕の振り方については、前ではなく肩甲骨を意識して後ろへの振りが重要と説明しています。
肩甲骨を意識して「ひじでうしろにパンチする」。これで十分です。肩甲骨を意識することで、肩から腕が振れるようになり、推進力が増していきます。
引用:東洋経済
この正しい腕振りが身につくメニューが、「ひじパンチ」です。お子さんのうしろに立って、15秒間、すばやく手のひらにひじを打ちつけるように腕振りをさせてください。これを3セットやりましょう。
この課題は、意識をちょっと変えるだけで、自宅で立ったままでもできる練習方法です。
スタートで差をつける
最後はスタートダッシュの方法です。これも、難しい練習は不要でちょっとした意識付けで変えられると思います。
スタートの感覚を身につけるメニューが「おやじドーン」。まず子どもの前に立ちます。お子さんは前に立っている人に向かってスーっと頭から倒れていって、その勢いで足を出し、相手を押していきます。
引用:東洋経済
このメニューをやることで、正しい前傾姿勢から「ドン!」と飛び出していく感覚が身につけられます。
実際の走力向上を図る
以上の改善で走力がアップすると言う事です。どれも意識改革に近いちょっとした改善で、自宅でできますよね。足が遅いと思っているお子さんほどすぐに効果が現れると言う事です。
実際にどれくらい足が速くなるかを実感できると子供も走るのが楽しくなると思うので、この練習をする前の速さを測ってから、この改善をしてみましょう。家の周りを1週した時の速度で測ると効果が直ぐにわかると思います。
実際に我が子は、ほんの少し改善しています。もともとクラスで早い方だったのでそれほどの向上はないのかもしれませんが、日々改善されていたので、今回ご紹介するに至りました。
まとめ
緊急事態宣言が長引く中、公園で思いっきり遊んだりサッカーする場所がない中で、家でもできる簡単な走力アップの走り方改革の方法をご紹介しました。詳しくは本に書かれていますが、本記事の内容でもある程度の効果は得られるのではないかと思いますので、是非自宅で試してみてください。