こんにちわ。今回は、我が息子の「受験記録」2020年3月の記録です。
サピックスの小学4年生コースを終えたタイミングでサピックスを退塾して、新5年生からはZ会とサッカーの両立を続けることに決めて、子供も心なしか勉強に縛られた生活から解放されて生き生きとした日常を送っていました。
緊急事態宣言により家庭学習時間増加
コロナが世界中に広がって緊急事態宣言で学校が休校になった頃、我が子は小学4年生の終わり、本格的な受験勉強に入るべきか悩んでいる時期でした。
全国一斉に学校が休校なんてこれまでの人生で経験はなく、学校はそれを実施するのかって思いましたが、公立の学校は即座に従いましたね。そして、学校の休校が決まった直後に、サッカーチームのコーチから練習も休止するとの連絡が入り、長期中断をすることになりました。
Z会の勉強するには最適な時間
1日中子供が自宅にいるというのは母親の負担が非常に大きいのですが、Z会の勉強時間を確保できるという点は子供の学力アップに非常にありがたい期間でした。
Z会のテキストは基本問題は解説もあり非常にわかりやすいのですが、添削問題になると突然難易度が上がります。子供が一人でテキストを読むだけで添削問題に取り組むのはかなり難しく、添削結果と解説を見ながら親が説明する必要があります。
しかも、解説の内容自体も難易度が高く、親が内容を理解して子供にどう教えたら伝わるかを考えながら教えるので、かなりの時間がかかります。
このような状況でかなりの時間を掛けながらZ会の問題を解いていたので、学校もサッカーも休みとなったことで、Z会の問題を解く時間の確保が出来るようになり、非常にありがたい期間でした。
緊急事態解除後のリスク
しかし、現時点では学校がないからZ会での勉強を進められている状況ですが、これが緊急事態が解除になると、学校が始まりサッカーも始まることでZ回にかける時間が無くなってしまいます。
今は、Z会の勉強に慣れるために時間を掛けながら進めている状態なので、この緊急事態宣言期間で時間が取れているうちに早くZ会の勉強に慣れて短時間で学習できる習慣をつけないと、Z会の学習が遅れてしまうという危機感を感じるようになりました。
サッカーができない苦悩
2月からは、サッカーやるために塾を辞める決断をしたのですが、その数週間後にサッカーが中断してしまうというのは、かなりの誤算で、ほぼ家にこもり切って勉強して運動する時間が確保できない日々を過ごしていました。
サッカーの再開を信じて自主練をするもその時間を削る日々
さすがに一日家にこもってZ会の勉強だけだと、子供も耐えられないので、家の前で走ったりリフティングしたりと運動の時間を取りながらZ会の勉強をしていましたが、母親が 息子に付きっ切りになっていて、日々疲弊していくようでした。
やはりZ会の勉強は難易度が高く、サッカーの自主練をすればするほど、勉強が遅れ気味になってきます。心なしか運動量が減ったことで勉強でもミスが増えているようにも思えます。まだまだ精神的に幼く、 息子には中学受験は早いのかなぁと思い少し諦めかけ始めました。
緊急事態宣言解除後もサッカーの頻度を増やせず
そんな状況でZ会の学習をぎりぎりで進めていました。サッカーの自主練をする時間が日に日に増えてきて、大分Z会の学習に慣れてきたなと思い始めたころに、緊急事態宣言解除と学校の再開したことで、状況が一変します。
まず、体力が劇的に低下していて、学校に通うだけで疲弊してしまう体になっていて、学校から帰宅してからZ会の勉強をするだけの体力が残っていませんでいた。
そこで劇的にZ会の学習の遅れがではじめて、サッカーの自主練をする時間も取れなくなり、サッカーの練習が再開し始めると、Z会よりサッカーを優先していたため、Z会の進捗がほぼなくなってしまいました。
中学受験プランの変更を迫られる事態
Z会とサッカーの両立をしながら中学受験に挑む覚悟を決めた矢先に、緊急事態宣言となり学校とサッカーが休止になったことで、Z会をやる時間が取れるようになりましたが、1日がかりの勉強でついて行くのがやっとの状況でした。
この状況ですぐに先を見通して、Z会だけでサッカーと両立して中学受験をすることの難しさを把握すべきでしたが、Z会の勉強に慣れれば何とかなるという淡い期待を持ちながら進めていたのが親のミスでした。
その結果、学校が再開となり、勉強時間が確保できなくなり、進捗の遅れだけが増えていく事態となり、ようやくこのままではやばいと思ったのがゴールデンウイークが空け5月も下旬に入ったころです。
そうです。緊急事態宣言が空けると、サッカークラブは容赦なく練習試合を組み込んでいて、土日の勉強したい時間帯は、サッカーの試合に取られてしまいました。勉強どころではない状況となり、子供は生き生きとサッカーに勤しみ中学受験のことなどすっかり忘れてしまったようでした。
中学受験諦めますか?それともサッカー辞めますか?
今のZ会の勉強が遅れ始めている状況を息子にも認識させて、このままZ会の勉強時間も減っていてサッカーを優先していたら中学受験できないということも理解した上で、サッカーを続けるのか、中学受験を本気で考えて勉強するのかの検討をしました。
親としては小学生のサッカーを優先するのではなく、将来の学歴を考えても中学受験の勉強はさせたいと思っていますが、2月に話をしたこともあり、中学受験を親が推すのは一貫性がないと思ったため、サッカーに集中しようかという投げかけをしたのですが、思いのほか息子は「中学受験する」という答えを出しました。
そして、その意思を確固たるものにするために、サッカークラブの退会届を提出したのでした。
Z会続けますか?それともサピックス戻りますか?それとも別の塾通いますか?
親の本心を読み取ったのか本人の意思なのかは定かではないですが、受験をすると答えた息子に驚きを隠せずにいましたが、では、その方法をどうするべきか決めなければなりません。
サピックスが選択肢から外れる
残念なことに、サピックスは、既に満室となっていて、追加塾生の募集をしていませんでした。従って、Z会を続けるか別の塾を選択する必要があります。
Z会の継続も選択肢から外す
しかし、ここで、Z会を継続するという選択肢も除外しています。家庭学習だけでZ会をやり切るには非常に親の負担が高く、Z会をするのであれば家庭教師などとのセットでやらなければ我が息子はやりきれないだろうという判断です。そうであれば、Z会をやる必要はなく家庭教師にすればよいのですが、家庭教師だけだと、中学受験に向けて、4科目を満遍なく家庭教師を使うとコストが非常に高くなります。
>>お高いのはどこ?小学4年生からの中学受験塾の費用比較!!
そして、別の塾で中学受験を始めることに
そして、別の塾へ通って中学受験を戦う決断をして、GW明けから入塾テストを受けて、6月から新たな塾で中学受験モードに入ることになります。
新たな塾・・・そうです早稲田アカデミーです。その話はまた別の記事で公開していますので、興味のある方はご覧いただけますと幸いです。
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