小学6年生

小6の夏期講習後に成績が伸び悩む受験生がやらなければならない事

夏期講習を終えた直後の塾のテストで成績が思うように伸びず、志望校の偏差値との差が大きいことに不安を感じることってありませんか。

それ、どの子家庭でもありがちな不安で、息子もそうだったので、その気持ちはよく理解できます。

このブログでは、その不安を解消し、子どもが志望校に合格するための最も効果的な学習支援手段として、塾と家庭教師の併用についてご紹介します。ぜひ最後までお読みいただき、お子様の学習に役立ててください。

夏期講習を終えても成績が上がらないのはなぜ?

小学6年生の夏期講習は受験に向けて最終準備を行う場です。でも、夏期講習の後も、成績が上がらないお子さんは思いのほか多いものです。その主な理由を、息子の実体験と家庭教師の経験に基づいてまとめました。

  • 内容の定着不足:夏期講習では短期間に多くの内容を学習しますが、それを十分に消化しきれず、理解が浅いままで終わってしまうことがあります。
  • 復習の不足:夏期講習後に適切な復習を行わないと、せっかく学んだ内容も忘れてしまいがちです。新しい知識が定着しないため、テストで成果が出にくくなります。
  • 学習の方法:個々の子どもに合った学習方法が取れていない場合、効果的に学習内容が身につかないことがあります。一斉授業では個別のニーズに対応しにくいです。
  • モチベーションの低下長時間の勉強で疲れがたまり、モチベーションが低下してしまうことがあります。集中力が続かないと、学習の効果も下がります。

塾と家庭教師の併用が志望校合格への鍵

夏期講習は非常に重要ですが、その効果を最大限に引き出すためには家庭教師との併用が有効です。

塾と家庭教師の併用には以下のようなメリットがあります:

塾の集団授業で基礎力の向上

塾の授業は幅広い範囲を網羅し、基礎的な学力を向上させるために有効です。集団での学習により、競争心が刺激され、学習意欲も高まります。

家庭教師の個別指導で弱点克服

家庭教師は一対一の指導を行うため、子どもの弱点を的確に把握し、効率的に指導することができます。また、個別の学習プランを作成することで、子どものペースに合わせた学習が可能です。

過去問を使った志望校対策

家庭教師と一緒に少しずつ志望校の過去問を解くことで、志望校対策に必要な基本問題を強化することができます。

塾では多くの場合、カリキュラムの進行を優先するため、過去問演習が推奨されないことがありますが、過去問を解くことで試験の傾向や出題形式に慣れ、実践的な学力を身につけることができます。

総合的な学習管理

塾と家庭教師の併用により、全体の学習計画が一貫して管理され、バランスの取れた学習が実現します。塾で得た知識を家庭教師が補強し、さらなる理解を深めることができます。

息子のケースで実体験

実際に塾と家庭教師を併用した息子は、夏期講習を終えた最初の実力テストでは、ほぼ偏差値は変わらず、志望校の偏差値とは10近く離れている状況でした。

基礎の徹底した刷り込みで応用力アップ

家庭教師を使って弱点の補強を行ってからは、家庭教師に聞いた単元の正答率が上がるという現象が起こっています。家庭教師は難しい内容を教えているというよりは、理解すべき基礎知識を徹底的に息子に刷り込んでいただけです。

難しい単元を表面的に機械的に解くのではなく、根本の基本を教え込むことで、その基礎知識を必要とする別の応用問題も解けるようになるなどの副次的効果も見られて、偏差値が短期間でアップする現象を目の当たりにしています。

過去問も弱点補強用にフル活用

また、志望校の過去問題についても早期に取り組んでいます。家庭教師は、息子の弱点を見極め解くべき問題を選定して、その問題の解説に時間を割いています。

これは、弱点克服と志望校対策を同時に進める効果がありました。解き方を覚えるのではなく、問題が求めている答えと解法を理解することを中心に教えてもらったので、付け焼き刃ではない知識が身についたと思います。

まとめ

受験前最後の夏休みの過ごし方は非常に重要になってきます。

塾の夏期講習は非常に重要ですが、その効果を最大限に引き出すためには家庭教師との併用が有効です。成績の伸び悩みや不安を感じている保護者の皆様は、ぜひ塾と家庭教師の併用を検討してみてください。

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