今回は、社会科が苦手。特に歴史の学習が苦手な人向けに歴史の効率的な学習方法についてご紹介します。
なぜ中学受験する子供に歴史が苦手な生徒が多いのか

塾で歴史のカリキュラムを見ると、3か月程度で旧石器時代から昭和初期までを一気に駆け抜けます。かなりのボリュームを短期間で押し込んでいるため、子供たちは、歴史の授業は暗記に頼る傾向にあります。
進みの早い中学受験における歴史の授業
塾のカリキュラムの多くは、5年生の2学期に社会の歴史を一通り終わらせます。
旧石器時代から昭和までを18回程度というスピードで駆け抜けます。
地理は得意だったのに、歴史に入った途端成績が落ちちゃった。
似てる人名や難しい漢字が多くて覚えられない。
時代の変化が速くて混乱する。。
頑張って勉強しているけど、短期間でこのボリュームは無茶ですよね。平安時代なんて、桓武天皇から源平合戦まで1回の授業で駆け抜ける感じなので、授業ではすべては語れないような気がします。
だから家庭での学習が必要ですが、他の教科の勉強も必要でついつい後回しとなり消化不良になり苦手科目になってしまうことが多い科目ですね。
暗記に頼りがちになる歴史の学習
そんな塾の授業の速度が早い状況に子供も親も「やばい」と感じて、本来の勉強法ではなく、暗記に頼る勉強法で乗り切ろうと考えてしまいます。歴史という単元は一見すると暗記する学習のように思えます。
塾のマンスリーのテストなどでもある程度の問題は暗記だけで太刀打ちできます。歴史の学習の始めたては覚える量が少ないので暗記だけでもある程度の得点はできますが、時代が進むにつれて覚える量が増えてくると、暗記することが苦痛になります。
また、時代の流れがつかめない中での記憶は定着しずらく、受験勉強法としては、非常に非効率で定着しずらく得点が稼ぎづらくなります。量が増えればそれだけ記憶量も増えるけど点数につながらず、だんだんと苦手意識を持ってしまいます。
年号、人名、建物、土地名など暗記の必要な部分も多い歴史の勉強ですが、暗記をする前に、基本を押さえてから暗記をすることで、歴史は得点に繋がる科目となります。
このページでは、歴史の勉強に不安を抱えたときに塾の先生から聞きだした、歴史を学ぶ上で大事なポイントをご紹介しようと思います。
中学受験の歴史で大事なこと
中学受験をする上で社会の「歴史」の単元で大事なことは何なのかを塾の教師に聞いてみました。難関中学の入試問題では、「時代の流れ」を問う問題が多数出題されます。年号をこたえる問題はほぼ出題されません。
- なぜ、奈良の大仏は建築されたのか?
- なぜ、平安京に都を移したのか?
というように各時代での変化のきっかけになる出来事が何なのかを答えさせる問題が頻出します。奈良時代は得意だけど、平安時代は苦手となるような勉強法では太刀打ちできなくなります。
さかのぼると旧石器時代から昭和、平成まで、政治・外交、文化・産業それぞれの分野が時代とともに進化した結果、歴史が作られれているからです。その流れをつかむことが歴史の正しい勉強方法になります。
各時代ごとの天皇や将軍がどんな法律や政策を行ったか、その結果何がもたらされたのか、この流れをまずはしっかりと頭に入れる必要があります。そして、その基本の流れがつかめた後に、各時代の細かい知識を肉付けしていく。というのが、効率的な歴史の学習方法になります。
中学受験塾での歴史の学習方針
塾の先生の話に納得をして、では塾ではそこまで時代の流れをつかんだ説明をするのかというと、
努力はしていますが、授業で伝えきるには時間が少ないため最低限覚えなければならないポイントにフォーカスしています。より詳しい知識を学ぶには、家庭でテキストを隅から隅まで読んで内容を理解していただきたいです。
ということです。さらに
塾の小5の社会のカリキュラムはかなり無茶なスケジュールになっています。あなたが不安に思っている通り、この短期間ですべてを理解して記憶するのは不可能に近いですね。
6年になったらあと2巡は見直すので、それまでにできるだけ覚えるようにしてもらえれば大丈夫
とのことです。要は超々概要は解説するけれど時代の流れをつかめるほどの知識は家庭学習で頑張ってもらうしかない。
中学受験の歴史の家庭学習で期待されていること
塾での学習がポイントを抑えた内容で終わってしまうので、より深い知識は家庭学習で吸収するしかありません。塾の方針としては、できる限り覚えて、6年に入ってからの2巡目以降の勉強で定着すれば良い。ということでした。
では、できる限り覚える。というのは暗記に頼ってガムシャラに覚えるしか無いのでしょうか。その学習法だといずれ暗記量の限界がきて苦手意識が芽生えてしまうのでは無いか。
また、できるだけとは言うけど、5年生のうちにどこまで覚えれば安全なのかその指標は明確には教えてくれませんでした。そんな中学習を続けるのは不安ですよね。
塾の先生に相談した最後に歴史の流れをつかむ良い教材があるということを教えてもらいました。塾で使っている教材では無いのですが、長い歴史の流れを掴んで暗記した内容を整理することができる教材だそうです。
中学受験の歴史の効率的な学習方法
塾の歴史の授業は必ずしも時代の流れの通りにテキストが書かれているわけではないようです。
大きく時代ごとにカテゴライズされていますが、その時代の学習においては、さらに、武士、文明、政治などサブカテゴリに分かれて書かれています。例えば、平安時代の武士カテゴリの中に平将門と平清盛が同時に登場します。
なので、時代の流れをつかみづらい構成になっています。知識を得るためには塾のテキストでよいですが、時代の流れをつかむのであれば次の2つを参考にしてみてください。とのアドバイスです。
「まんが日本史」は中学受験の歴史の知識が詰まった傑作
Amazonビデオで視聴できる「まんが日本史」です
日本テレビで1983年に放送されていたという日本史アニメです。日本の誕生と原始時代から明治維新までがかなり細かく表現されています。各時代どのような貴族、武将がどんな思いで国を動かしていたのか、その結果何を作って何を壊してどんな時代に変わっていったのか、かなり詳しく表現されていて、まさに時代の流れをつかむにはもってこいのアニメです。
古いアニメなので、昭和、平成の話がないのが残念ですが、それ以前の歴史の大きな流れはこのアニメで大体見えてくると思います。
キャラクターの顔が数パターンしかなく、時代が変わっても同じ顔で別の武将や皇族が登場するので、気を抜くとちょっとした混乱も招きかねませんが、流れをつかむにはぴったりのアニメです。
時代の流れと人名をつかむならまんが日本の歴史
KADOKAWAの「まんが日本の歴史」は登場人物のキャラクターを少しビジュアル系に整えたタッチで描かれているので、「まんが日本史」で流れと大まかな人の名前を定着させるために十分見ごたえのある歴史漫画です。
この漫画は、その時代背景がわかるように参考資料も載っているため、受験で出題される基本知識を身に着けるには十分読み応えのあるシリーズです。
まとめ
いかがでしたか?
受験のための勉強で漫画と侮ってはいけません。情報量が多い科目を効率的にインプットするためには、視覚、聴覚をフルに稼働させる必要があります。その上で、歴史の漫画は非常に効率的な教材だと思います。
息子も塾で習った歴史の情報をはじめは必死で覚えようとしていましたが、この2つの漫画を塾のカリキュラムに合わせて視聴、読み進めていますが、かなり理解度は高くなっています。
マンガ日本史は動画なので、歴史のイベントを視覚的に理解しやすく、角川の漫画は、人物に特徴をつけて描かれているのと、自分のペースで読めるため人名などを記憶するのに役立ちます。
歴史の授業の前にこちらの漫画を読んでおくと、授業で先生の話を聞いた時に、あ、この話覚えてる。。。それだけで子供は嬉しくなって、歴史に対する苦手意識がなくなり成績も上がってきます。
なぜなら、子供は勉強している。と言う意識がないまま授業の内容を一度聞いているからです。
いずれの教材も無料ではありませんが、子供がストレスなく読み進められる教材ですし、小学の投資で入手できるので、ぜひ試してみてください。
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