地元で強いと有名なクラブチーム。
入団すればサッカーも上達するし、レギュラーで活躍できる
そんな思いでクラブチームに入団したものの、レギュラーになれないだけではなく、個人技もそれほど上達しない。そんな思いをしたことありませんか?その理由がわからないまま、
- このクラブのコーチは何もわかっていない。
- うちの子はもっとできるはず。
- ここチームの考え方に問題があるんだ。
などと考えて、チームの移籍を転々と繰り返してしまう。そんなご家庭もあるかもしれません。でも、チームを変えれば上達するし、レギュラーになれるって考えは間違いです。そもそも、クラブチームで個人技を教えてもらおうという考え自体が間違っています。
強豪クラブチームが求めていること
クラブチームの目的は、試合に勝利することです。だから、試合に勝てる選手を集めて勝つための練習をします。その練習内容は個人技の練習なんかじゃないんです。
試合に勝つための練習とは
クラブチームの練習を見ていればわかりますが、チームとしての連携プレーを中心に練習をしています。これは、個人技を磨く練習ではなく、チームとして勝つための動きを練習しているのです。
チームが勝つために個人技も必要になります。でも、個人技を教えるところから丁寧に指導するクラブチームはごくごく稀です。多くのクラブチームは、個人技のある選手をセレクションなどで集めてチームを作っています。
選手を育てられるから強豪クラブになるわけではない
小学生のサッカークラブでも強豪チームに入団するにはセレクションがあります。セレクションで選手のスキルを見極めていますが、その目的は2つあります。
- 技術力の高い選手を入団させて勝てるチームを作る
- ある程度のスキルある選手を繋ぎ止めることで運営費を稼ぐ
クラブチームが定期的にセレクションを行っている理由の多くは2つ目です。よっぽど掘り出し物の選手がいなければ、レギュラーの入れ替えは発生しません。クラブチームを強くしたいなら、決まった選手をそのチームの戦術に合わせて指導するのが効率的です。
だから、クラブチームは個人技を上達させる場じゃないんです。セレクションに受かるので、それなりの技術は認められています。でも、レギューラーを取るための個人技の指導はしません。初心者よりも戦術的な指導がしやすい選手をセレクションで選んでいるだけです。
個人技を磨く最適な方法
だから、強豪クラブに入っても上達しないし、レギュラーを取るなんて無理と結論づけるのは少し早いです。なぜならセレクションに合格するだけの技術は認められているからです。
だから、個人技を磨いてレギュラーを奪い取れば良いのです。それは、パパと一緒に家の近くの公園で自主練して・・・って方法だと上達は難しいんです。なぜなら、何が悪くてどう直せば良いかをパパが説明でいないからです。
がむしゃらに繰り返し練習したらうまくなる・・・かもしれません。でも、多くの時間がかかり非効率です。自主練をするにしても、正しい練習方法を知らなければ上達は限定的です。レギュラーには程遠くなります。
個人技を磨くならスクールが最適
クラブチームでも自主練でもダメとなると、スクールしかありません。そして、個人技磨きはサッカースクールが最適な選択です。なぜならスクールだからです。個人技を教えるために活動している組織がサッカースクールです。
お子さん個人とちゃんと向き合ってどんな練習をすれば上達するかを指導してくれます。
子供一人一人を見てくれるスクールであれば、爆速で上達するかもしれません。
応用テクニックばかり練習しても上達しない
上手くなりたいという気持ちが強いと、ついJリーガやヨーロッパの選手のテクニックを真似してくなります。あと少しでできそうって思って繰り返し練習することもあります。でも、基礎技術が中途半端だと応用テクニックも上手くなりません。
じゃあ、基礎技術って何を練習すればいいの?ってところから丁寧に教えてくれるのがサッカースクールの特徴です。
客観的に見れるプロが指導するから上達が早い
強豪クラブチームの選手達は個人技術も高いですが、基礎技樹も非常に高いレベルで習得しています。素人が見るとほとんど同じと思っても、ちょっとしたボールコントロールが大きな差を生みます。そのちょっとした違いは、家での自主練では気づけません。
でも、スクールのコーチは気づいて教えてくれます。そして、どう矯正すれば良いか的確に指導してくれます。
- 視線のやり場
- トラップの時の足の角度
- パスの種類
自主練では上手く説明できずに動画を見ながらなんとなく練習しているかもしれません。それをスクールでは正しく言語化して子供に伝えて指導するから短期間で技術が上達します。
スクールはスキルに応じて柔軟に対応できる
基礎スキルがしっかりしていれば応用もできる
サッカーの上達に必要なのは基礎技術です。基礎の精度が高ければ強豪クラブのセレクションに合格する可能性は高まります。応用スキルは基本的には必要とされません。ただし、レギュラーを取るには、クラブのレベル次第ですが、応用テクニックも求められます。
スクールは基礎の習得に活用する人が多いです。でも、応用テクニックも同時に磨くことはできます。
スクールはレベルに応じた柔軟な指導ができる
スクールは基礎から学べますが、レベルに応じて柔軟に対応してくれます。コーチが持っているライセンスが何級か次第ですが、多くのスクールではJFAに所属していて、C級やD級ライセンスを持ったコーチも多いので、基礎から応用まで幅広い指導が受けられます。
強豪クラブチームの選手も個人技はスクールを活用
クラブチームはスキルのある選手たちが、チームで勝つための練習をする場所で、個人の技術指導はしてくれません。個人のスキルは自主練に委ねられています。
強豪クラブチームの選手の多くも応用テクニックなどはスクールで学んでいます。教えることに特化したコーチが選手を見て適切に指導してくれるのは、基礎技術も応用技術もクラブチームではなくスクールなんです。
基本スキルを素早く習得してレギュラー獲得!!
スクールで基礎スキルを磨くことで、強豪チームのセレクションに合格する技術を身につけることができます。自主練だけでは何ヶ月もかかることが数週間で身につけられます。同じチームのライバル達に差をつけてレギュラーを狙えるポジションに爆速で近づくことができます。
また、クラブチームで練習をしていると、
- キック力をもっとあげよう
- パスの精度を磨こう
- トラップの練習をしよう
など、個々人に対して未熟なポイントを指摘されることがあります。でも、クラブチームでは何がどのように足りないのか、どんな練習をすれば上達するのか詳しくは教えてくれません。それは自主練に委ねられています。そこでもやはりスクールでの学びが重要になります。
重要なのは基本スキルを爆速で習得すること
繰り返しますが、自主練といっても、正解がわからないままがむしゃらにボールを蹴っても上手くはなりません。上達するかもしれませんが、時間がかかります。
サッカースクールは、客観的に改善ポイントを見つけて、適切に指導してくれます。クラブで指摘されたポイントをスクールで練習して補完することができます。必要な練習だけを行うので自主練と比べると非常に早く技術を身につけることができます。
そして、基本スキルを素早く身につければ、応用技術も時間をかけずに身につけることができるんです。
基礎から応用まで個人技の習得はスクールが最適
個人技を向上する最適は方法は、スクールの活用ですが、スクールにも様々なものがあります。基礎スキルよりも応用テクニックの習得を重視しているスクールや初心者向けのもの、基礎から応用まで幅広く教えるスクールなど様々です。
元日本代表選手などが続々とスクールを開設
サッカークラブチームとスクールの大きな違いがあります。それは、元日本代表選手やJリーグのコーチ経験のある元プロサッカー選手達が始めるのは、サッカークラブチームのオーナーではなく、サッカースクールのアドバイザーです。
チームとして勝つための指導も必要ですが、それよりもまずは、個人の基礎技術が大切なんです。それを身につける場所がスクールなんです。
サッカースクール3選!!
ここから、筆者の息子が経験したおすすめの都内で通えるスクールを3つ紹介します。
ハイレベルなテクニックを身につける「ドリサル」
まずは、「ドリサル」です。かなりハイレベルで、練習もハードなスクールですが、強豪チームのレギュラーを狙えるスキルが身につきます。ボールを運ぶドリブルと狭いコートでボールを扱うフットサルの両方の技術を磨けるスクールです。
参加している子供の多くも強豪有名チームに所属している子が多く、保護者の意識もめっちゃ高いです。保護者同士も、それぞれのチーム状況の共有、というかマウントの取り合いに近い会話を繰り広げながら練習を見学している人も多く、サッカーの上達のためのスクールです。
ただ、口コミにもありますが、ついていければかなりの上達が見込めますし、子供達も練習はハードですが楽しんで練習しています。
元Jリーガーが指導する「SKYサッカーアカデミー」
SKYサッカーアカデミーは、元日本代表の名波 浩さんやJリークチームのコーチ経験のある田中 誠さんなどがアドバイザーを務めていて、指導者のレベルが非常に高いスクールです。
選手のスキルごとに基礎からハイレベルまで技術ごとにクラス分けして無理のない指導を受けることができます。
スクール会場は少なく、会場によってコースも異なるので、目的に合った会場が近くにあるか確認が必要です。
まとめ
強豪チームの選手も個人技を磨く方法としてスクールを活用しています。初心者も上級者も正しく指導をしてもらうことで自主的な練習よりも早い速度で上達することが可能です。
ただ、相性などもあるので、必ず無料体験を受けてからの参加を検討してください。
プロを目指さなくても、サッカーを楽しみたいのであれば、強豪チームに受かることを目指す前に、まず基礎技術の習得まではスクールを活用することが大切です。