突然ですが、子供が「サッカーをやりたい」って言ったらどうしますか?
- プロ選手を多く輩出している強豪クラブチームに入れてプロを目指す
- 地元のサッカークラブに入って、公式戦に勝つための練習をする
- スクールに通って楽しくテクニックを学びつつゲームを楽しむ
答えは明確
スクールに通って楽しくテクニックを学びながらゲームを楽しむ
です。サッカーが上達して、より高いレベルでやりたいという時はまた別の選択になります。でも、初めてサッカーをやろうというお子さんには、スクール以外の選択肢は得策ではありません。
スクールをお勧めする4つの理由
初心者にスクールを強くお勧めする理由は4つ。明確にあります。
個人テクニックを磨くための指導が受けられる
サッカースクールは、個人のスキルを磨くことを目的に運営しています。教えるためのメソッドを持っています。そこに存在意義を見出しているので、教えるのはクラブチームのコーチよりも優秀です。
様々なスクールがありそれぞれ指導方針が異なりますが、
基本スキルの「止める」「はこぶ」「蹴る」から徹底して教えるスクールもあれば、ジンガのような体の動きやボール捌きを教えるスクールなど様々です。
どんなスキルを身につけたいかによりますが、その道のプロが教えてくれるので、パパと公園で練習するよりは効果的に技術力がアップします。
保護者の負担はほぼない
比較的運営組織がしっかりしているスクールが多く、保護者の関わりは非常に限定的です。自分のお子さんの練習会場への送り迎えは必要かもしれません。でも、それ以外に何かを求められることはほとんどの場合ありません。
一方で、クラブチームに所属していると、
- 試合会場まで子供達の送り迎え。
- 父親に審判のライセンスの取得を求める
- 子供達が飲む水筒を準備する係
- コーチの昼食弁当を用意する係
など、チームによって様々な役割を求めるところもあります。親の関わりは、試合の観戦程度にしておきたかったのに、日々の練習からお手伝いを求められるなんてチームも多いです。
スクールで行われる試合の魅力
スクールには試合はないと思っていませんか?
それ誤りです。
同じスクールの別拠点で活動しているスクールとの交流戦は盛んに行われています。しかも、レギュラーしか試合に出られないクラブチームと異なり、スクールは基本的に全員参加です。
これって、サッカーの試合で勝つ喜びを経験することだけではなく、日々の練習がどの程度同世代に通用するかを把握するために非常にいい機会だと思います。
少年サッカー連盟が主催するような公式戦とは異なります。「公式戦」という言葉に魅力を感じちゃいますが、出られるのはレギュラーのみ。少年サッカーは1チーム8人と狭き門なんです。そう考えるとスクールの魅力って計り知れないです。
将来的な資産になる
サッカーの基本的なスキルやテクニックの重要性はわかりますよね。将来にわたって楽しくサッカーを続けたいのであれば、基本スキルを身につけるのは必須です。
今、なんとなくワイワイサッカーを楽しめていればいい。そう思っていても、その先成長していく中でサッカーを楽しく継続するのが難しくなるかもしれません。その理由をこれから解説します。
基礎がないと一定以上の上達は厳しい
自分のスキル、テクニックの向上が自他ともに実感できることの楽しさってわかりますよね。
でも、基本スキルがないと、中学、高校とサッカーを続けても、一定以上の上達は厳しくなります。勉強と一緒です。応用問題をいくらたくさん解いても基礎ができていないと上達しないのと同じです。
楽しくできれば良いと思って初めても、基礎ができていないと選手に選ばれません。サッカーを楽しめなくなるかもしれません。プロの選手はそれぞれ個人個人のプレーに特徴はあります。でも、全て基礎の上に構築されたオリジナリティです。
基礎がないとセレクションに合格しない
例えばセレクションに合格するのも難しくなります。なぜなら基礎ができていないから。基礎スキルは小さい時に身につけないと我流の癖は矯正に時間がかかります。そんな選手をセレクションで選ぶことはまずありません。
短いセレクションの時間で各選手の良し悪しがわかるのか?って疑問に思うかもしれません。でも、コーチ陣からするとちょっと見るだけで、基本スキルと体の使い方などが一目瞭然のようです。
上手い選手の動きってみんな似てるそうです。だから、セレクション会場で8割以上の選ばれない選手の中に、基本動作ができていて、上手い動きをしている選手がいると目立って見えるらしいです。
だから、基礎は超大事。将来的にもお子さんのその技術は資産として長く活用できます。
おすすめのスクール
ではどのスクールに入れるのが良いのか。ですよね。東京で通えるスクールはこちらの記事でまとめています。
ご覧いただけると、スクールはレベルに合わせていろいろなスクールあることがわかります。でも、初心者から楽しみながら基本が学べるスクールは、リベルタサッカースクールです。
リベルタサッカースクールの魅力

色々なスクールがある中で、お勧めなのは、リベルタサッカースクールです。
まず、上記のおすすめの理由を全て満たしています。
- 個人テクニックを磨く指導が受けられる
- 保護者の負担が少ない
- スクールの拠点間での交流戦がある
- 将来的に通用する資産が身につく
特に、全国に拠点を持っているスクールなので、交流戦も活発でサッカー以外のイベントなども豊富です。
そして、サッカーのテクニックだけではなく、あいさつをすることなど、基本的なマナーなどもちゃんと指導してくれるから人間性の育成にも力を入れています。
ただし、拠点によっては、スクール生が少なくて、交流戦に出ていないスクールなどもあるらしいので、まずは無料での体験を受講してその拠点での活動状況を確認した上で参加するべきか判断していただくのが良いと思います。
2023年4月までの入会者は入会金が無料になるので、早めに無料体験をして入会判断をすることをお勧めします。
強豪クラブが進められない理由
サッカーをする最初のステージとして強豪クラブほどお勧めできない団体はないと思っています。なぜなら、素人が太刀打ちできるレベルの練習をしないからです。
レベルが高くてついていけない
競合クラブでは練習のレベルも高くて初めは確実についていけません。そこで練習する子供たちはもっと幼い時からサッカーに触れている子供達です。
そして、所属する選手はみんなライバル。だから「楽しく・・・」なんてかけらもありません。
ライバルが多くて試合に出れない
強豪サッカークラブなので、レギュラー選手のレベルは非常に高いです。初心者がそこに入り込むのは至難のワザ。
2軍のに入るのも難しく、初心者は試合に呼ばれることも少なくなり、強豪クラブに所属している意味があまりなくなってしまうかもしれません。
楽しいよりも辛いが先行
ただ、めちゃくちゃ上手い人がいるので、練習を見ているだけでも勉強になります。それに刺激を受けて、頑張って練習を続ければお子さんも上手くなっていく可能性もあります。
でも楽しんでというよりも苦しみが大きい気がします。
だから初心者に強豪クラブはお勧めできない
うちの子は幼稚園でサッカーを始めました。そこで、他の子供と比べて、上手な方だったので小学校に入ったら強豪クラブに入れよう。って思ってました。
でも、1日体験などをすると、レベルの違いに子供は唖然としてしまいます。
だから競合クラブに入れば上手くなるわけではないので、初心者にはお勧めできません。
地元のサッカークラブを勧められない理由
次に多くの家庭が選択するのは地元のサッカークラブでしょうか。絶対にNGとは言いませんが、基礎スキルがない子供に、一から丁寧に教えてくれるクラブというのはあまりありません。
勝つための練習をするサッカークラブ
サッカークラブは子供が楽しくサッカーをすることをモットーにしているチームが多いです。
でも、その「楽しく」の定義が”試合に勝つこと”になっているクラブが多い。だからクラブでは試合に勝利するために必要な練習をします。
勝利するために必要な練習とは、組織的に動くサッカーです。
基礎スキルが重要と言うけれど
もちろん基礎スキルは必要ですが、クラブチームでその基本スキルを細かく具体的に教えてくれるコーチはいません。
練習はできます。足のつま先の向ける方向とかボールを蹴る時の姿勢、ボールのヒットさせるポイントなど、見本は見せてくれますが、それを見てマネる練習です。
そして多くはウォーミングアップ中でやって、あとは全体練習で組織的に動く練習に入っちゃいます。個々のスキルアップは自主練に委ねられる。クラブは組織で勝つための練習が主流なんです。
お子さんが上手にできない時に、具体的にお子さんにあった改善方法を教えてくれることはあまりありません。
保護者のサポートが多い
また、保護者の協力が不可欠なクラブも多いです。
試合の日には、自分の子供だけではなく、選手の送迎の担当をしたり、レフリーをするためのサッカー協会認定4級審判員の資格取得を求められるケースもある。
お子さんが常にレギュラーならいいかもしれませんけど、かなりの負担が保護者にのしかかります。