こんにちわ。U-12サッカー選手権大会の東京都練馬区ブロックはウナプリマベーラの優勝で幕を閉じました。今回の大会の結果から、練馬区内での強豪チームがどこなのかを考えてみました。
子供にサッカーを学ばせるなら強いクラブチームに所属させて勝利の喜びを体験させてあげたいって思うのが親心。一方で、子供にとっては強いチームに入団することが幸せなのかはわかりません。そんな親子の心境を理解しつつも今回は、子供を入団させるならどこのクラブチームが良いのかをU-12サッカー練馬区大会の結果から分析してみます。
第44回 全日本U-12サッカー選手権大会 第3ブロック予選大会結果
U-12練馬区サッカー大会の結果

U-12サッカー大会は、小学校6年生の最後の闘いということで、多くのチームはこのU-12サッカー大会を目標に日々切磋琢磨してきています。
全てはU-12サッカー大会のために
3年生のトーマス交流会から始まる各学年の公式大会は、この6年のU-12サッカー大会に向けての前哨戦でしかありません。このU-12サッカー大会で優秀な成績を残せないなんて、なんのために6年間サッカー漬けの生活をしてきたのだ?サッカーなんて時間の無駄だったじゃないか!!
そう思いながら6年間を過ごすご家庭も多いのではないでしょうか。どうせやるなら勝利の喜びを経験させてあげたい。そう考えるのが親心ですよね。
U-12で勝つことが全てではない!けど勝つことの体験も重要
U-12で良い成績を残せないからといって、何かを失うものではありません。敗戦から学ぶこともありますよね。勝つことだけがスポーツの醍醐味ではありませんから。友達との人間関係の構築、チームワーク、分析力、戦術などなど小学生のサッカーから学ぶことはたくさんあります。
試合見ていたら「キャプテン翼」読み返したくなった。けど、最近の本屋でキャプテン翼置いてないから見たくても見れないよー。って方はこちらをどうぞ。
それでも、やらせるなら試合で勝つ喜びを体験させてあげたいものです。
そんな親父さんの思いを汲んでどうせ入れるなら強いクラブチーム。だけど強すぎてもレギュラーはれないからそこそこ強いチームでレギュラー狙える感じのクラブチームってどこ?ってコンセプトで分析しました。
U-12大会の結果からみる練馬サッカーのトップクラブチーム!!
まずはここから、今回U-12-サッカー大会の練馬ブロックで優勝したクラブチームと対戦して、2点差以下の点差で敗北したチーム。これを、トップ集団として定義します!!
そのチームはこちら!
対戦回 | 勝利チーム | 戦績 | 敗戦チーム |
---|---|---|---|
決勝戦 | UPFC | 2-0 | FC大泉学園 |
準々決勝 | FC大泉学園 | 2-0 | ジュニアコスモス城北 |
3回戦 | ジュニアコスモス城北 | 3-2 | FCベガ |
2回戦 | ジュニアコスモス城北 | 2-2 | 光和イレブン |
1回戦 | ジュニアコスモス城北 | 2-0 | FC大六フォンターナ |
以上です!!まじか・・・ジュニアコスモス城北!接戦しすぎです。ジュニアコスモス城北はトップ集団に入れていいのでしょうか。FC大泉学園とウナの2チームが突出しすぎてます。ちなみに準決勝は、
勝利チーム | 戦績 | 敗戦チーム |
---|---|---|
FC大泉学園 | 5-0 | Tira Calcio |
UPFC | 9-1 | 開一小FC |
ムムム・・・どっちも5点差以上離れてますね!!失礼ですが、FC大泉学園は準決勝までフルメンバーじゃなかったのでしょうか?まぁ層の厚さがあると言ってしまえばそれまでなのですけど。。。
従って、練馬区のトップチームはUPFCとFC大泉学園の2チームで確定ですね!!
と、結論を出してしまうのか、いやいやFC大泉学園と接戦だったジュニアコスモス城北、そしてジュニアコスモス城北と接戦を繰り広げたチームも強豪チームに名乗りを挙げるべきだと考えるのかは人それぞれ判断のわかれるところかと思います。
でも、UPFCとFC大泉学園の2チームにお子さんを入団させるべきかは熟考が必要かと思います。入団すればうまくなると言う事でもないですから。うまい子供たちが集まってきているので、よほどの自信がないと、強すぎてレギュラー取るのは至難の技だと思います。なので、第2集団を見てみましょう。
練馬サッカーのU-12サッカー大会の第二集団に位置するクラブチーム!!
第二集団とは、U-12サッカーの練馬ブロックの盛り上げ役をになっているクラブチームです。常にFC大泉学園を倒すために切磋琢磨し、練馬区の少年サッカーを応援している人からも注目されているチーム、そして、やっぱ今年もFC大泉学園に勝つのは無理か・・・。でも、よく頑張ったよ。
このように、練馬区のサッカー大会が行われるたびに、讃えられているクラブチームたちです。
お子さんを入団させる狙い目はここですね、きっと。子供を入れるならこのあたりでFC大泉学園と日々善戦しているクラブチーム。ここで頑張ってレギュラー取るのが一番充実したサッカー生活送れる気がします。
頑張っても頑張っても到底手が届かないレギュラーの座を追い続けるよりも、頑張ればなんとかなる・・・かもしれないってクラブチームに所属するべきです。
で、じゃあ、どうやって探そうか。。
3位と4位に2点差以下で負けたチームで探しましょう。まず、3位のTiraCalcio
勝利チーム | 戦績 | 敗戦チーム |
---|---|---|
TiraCalcio | 5-3 | 向山サッカー少年団 |
向山サッカー少年団 | 1-0 | 大二小SC |
第二集団はTiraCalcio、開一小FC、PELADA FC、向山サッカー少年団、練馬FC、大二小SC この6チームです。クラブチームではなく小学校のチームが多いですね。開一小と向山も小学校が主体で、大二もそうですね。この辺りの練習風景のぞいてみるのも良いかもしれません。
その他U-12サッカー大会の数値では表せないクラブチーム
今回の結果から、これまで第二集団と思っていたチームの名前が出てきていません。ひょっとして、トーナメントの組み合わせで運が悪く早期敗退したチームもいるのではないかと考えてみました。
昔からいるチームの安定した準主役ぶり
期待していたのは、コレーガSCとFCムサシ、サウスユーベなどはよく上位に食い込むクラブチームです。
コレーガとムサシは、TiraCalcioや和魂SCのような新生クラブチームに敗れています。左下のブロックは、新制チームと第二集団チームがひしめく状況でしたので、対戦組合せが違っていたら上位に食い込んでいた可能性の高いチームだと思います。サウスユーベもUPFCに敗れていますが、準決勝の開一よりも少ない失点での敗北ですし、このあたりもまだまだ上位に食い込む可能性を秘めた面白いチームではないかと思います。
新生チームはU-12サッカー大会で継続して上位を狙えるのか
今回にわかに話題となった新生2チーム。特にTiraCalcioは3位になる実力を見せました。和魂SCも敗れたとはいえ、相手はTiraCalcio。決して弱いチームではないと思います。ただ、来年以降も同じレベルを保てるのかはまだまだ見極める必要があるかもしれないと思っています。
というのは、その昔OneHeartSCは強かった。クラブチーム立ち上げ当時は破格の勢いで勝ち進んだ記憶がありますが、立ち上げ当時に他チームからの移籍組が強かっただけで、生え抜きの選手たちの育成がうまくいっているのかはまだ未知数であると思います。チームの雰囲気は良いみたいなので、勝つことだけを至上主義にしているわけではないと思いますが。そのチームのコンセプトや重視していることを見極めて入団するべきチームを見極める必要がありますよね。
まとめ
今回は、U-12 サッカー 練馬区大会の結果から子供をどのクラブチームに入団させるべきかという視点で練馬区のチーム分析をしてみました。
強豪チームに入団させることが必ずしも幸せではないと思いますが、試合に勝てない、人数が足りず試合にならないようなチームに入団してレギュラーをとることが良いとも言えません。最終的には指導者の質によってチームの雰囲気は変わりますので、体験に行って子供に合うかを見極める必要がありますが、この記事を見て体験に行くチームの絞り込みに役立てれば幸いです。