こんにちわ。今回は練馬区のサッカーチームのレベルについて検証してみました。
東京都の他の区と比べて練馬区には強豪と呼ばれるチームが少ないのはなぜなのでしょうか。そんな練馬区にお住いのお子さんがサッカーを上達させるにはどうすればよいのかなどをご紹介しようと思います。
練馬区のサッカーレベルが低い理由:立地
練馬区のサッカーチームのレベルが低い理由の一つに、スクールの数が挙げられます。葛飾区など、東京の城東地区にはFCバルセロナのスクールなど海外のスクールがあったり、国内でも有名な三菱菱和サッカースクールなど、サッカーを学ぶスクールが充実しています。
なんとなくの印象ですが、東京都の東側と南側にスクールが多いという印象があります。
レベルが低い理由!練馬区にはサッカースクールが少ない
全部ではないですが、サッカースクールを開いている組織と活動地域をまとめてみました。
バルサアカデミー | 葛飾校 |
三菱養和スポーツスクール | 巣鴨校、調布校 |
BOCAサッカースクール | 調布、花小金井、多摩、品川、飯能 |
malvaサッカースクール | 芝浦校、東陽町校、立川校 |
和魂サッカースクール | 新宿校、月島校、練馬校 |
ドリサル | 味スタ校、小金井校、新宿校、東陽町校、多摩校 |
FC東京サッカースクール | 都内各拠点に開校 |
Coever | 足立校、西が丘校、王子、板橋大山、門前仲町、江東、東陽町、代々木、品川、蒲田、世田谷、調布、東久留米など多数 |
川崎フロンターレ スクール | 神奈川県川崎市内に複数 |
練馬区内には、上記リスト以外にも多くのサッカースクールは存在します。しかし、プロサッカー選手を輩出しているようなスクールはそれほど多くありません。
すると、練馬区を担当する指導者もプロ経験者ではなく、指導経験の浅い指導者があてがわれる可能性が高くなります。よりプロになる可能性の高い選手が集まるブランド校があると、良い指導者もそっちを担当することになるからです。
レベルが低い理由!!練馬区以外のサッカースクールに通うには交通が不便
品川方面は川崎フロンターレのスクールが通える範囲にあるお思いますので、一覧に掲載しておきました。ちなみに、フロンターレのスクールはJ1のクラブが下部組織で運営しているスクールの中でダントツにレベルが高いらしいです。
久保健英くんもその昔、フロンターレに所属していてスペイン遠征時にバルセロナにスカウトされたといいます。また、都心のレベルの高いスクールへも短時間で通える利便性があります。
練馬区のお子さんをフロンターレに通わせるのは距離的にあきらめるとして、都内のスクールを見ると、新宿よりも南側に多いことがわかります。そこまでいかなくても山手線近辺なので、練馬区に住んでいるお子さんは池袋まで出る必要があります。
調布や府中のスクールだと、新宿に出て京王線を利用など大回りをする必要があり直線距離では遠くなくても電車で通うとかなり時間がかかるので、そこまでして通わせる必要はないと保護者の方は考えてしまいます。
では、都心を避けて埼玉方面で探してみても、浦和レッズとか大宮アルディージャとかのスクールは?・・・近いようでやはり池袋まで出るのは必須で距離が近くても電車では遠くなってしまいます。
練馬から都内のスクールに通うは思っていた以上に不便です
レベルが低い理由!練馬区は、サッカーの自主練をする場所が少ない
練馬区は土地は広いのですが、畑と公園ばかりでサッカーをする施設は多くありません。公園もほぼサッカー禁止とされているので、サッカーを自由にできる環境は少ないです。
目黒区や世田谷区、杉並区などは何気に公園が多く周りを作で囲ったサッカーを出来る環境もあり、子供が自然と集まりサッカーを楽しむ環境がある。そういった環境の差からもサッカーに触れる時間が限定されていて練馬区のサッカーのレベルはそれほど高くなくなっているのではないかて思います。
練馬区は総合的にサッカーをやりづらい環境なんだとつくづく感じます。
だから、だから・・・どうしようか。。
練馬区のサッカーのレベルが低い家庭的事情
強豪サッカーチームに所属している子供の多くは、チームとスクールを兼務しています。でも、練馬区はスクールが少ないので、チーム所属だけの子供が多いのです。だから、よほどチームのコーチが個々のテクニックの指導に熱心じゃないと子供は自主練するしかなく、テクニックの向上はあまりありません。
この状態だと、サッカーに本気に打つ込もうと考える家庭は少なくなります。そして、思いのほか練馬区の多くの家庭では中学受験をさせる為に、4年生になってからサッカーを一時的に辞める家庭が多いという事情もあります。
レベルが低い理由!!!練馬区はサッカーより勉強熱心な家庭が多い
小学4年になると、多くの家庭は、サッカーを続けるか、中学受験勉強にシフトする為サッカーを一時的に辞めるかの判断を迫られます。そして、おおくの保護者は中学受験を視野に入れ始めると、プロになる才能があるのかわからず、その将来性を信用できないまま、サッカー続けながら受験勉強するのか、サッカーを諦めて受験に専念させるかの選択肢に迫られます。
ひょっとしたら、サッカー続けてたら才能開花してプロになる可能性もあるかもしれませんが、勉強とサッカー、どっちも中途半端になっちゃうかもしれないという不安があると、なかなか思い切った決断ができないのが実情です。
まとめ
練馬区のサッカー事情を解説してみました。他の区でも同じ事情はあると思います。そうすると練馬区のレベルが低い理由にはなりえないのですが、レベルの低さを確信する記事も書いてみました。
こちらも個人的見解ですが、ご覧になってみてください