
ただのゴミ箱されどゴミ箱
子供はゴミを捨てない。特に男の子は、部屋をきれいに片付ける。という行為に対して、人生における最低優先度の作業として位置付けているため、滅多な事では掃除をしない。
自分の部屋を勝手に散らかすだけなら我慢したとしても、家族の憩いの場であるリビングをも散らかしまくる。学生服のシャツを脱ぎ捨てる、カバンを置きっぱなしにする。学校のプリントを散乱させる、計算用紙やメモ書きをなぐり書きしたまま放置する。
最悪なのは鼻をかんだティッシュを後で捨てるといい、テーブルに置きっぱなしで捨てずに去る行為。後で後で詐欺ってやつだ。
などなど。もう何でもかんでもやりっぱなし。散らかすのが仕事と言わんばかりの行動をとる。
モノは自分の部屋に片付けて、ゴミはゴミ箱、洗濯服は洗面所
それだけのルールなのに、できない
ゴミ捨ての特効薬「ゴミ箱」
部屋を綺麗にする手段には2種類ある。
「捨てる」と「片付ける」だ
汚いモノは捨てて、散らかっているモノは片付ければ良い。
子供に指示を出すと、片付けるはまぁ、面倒くさそうにしながらやる。
しかし捨てるは色々と躊躇する。自分が放置していたモノなのに、時間が経つと所有意識が薄まり触るとこをためらうようになる。
とは言え、パパもママも触りたくない。あなたの出したゴミなんだからちゃんと責任持って捨てなさい。いっつも、後でやるって言って、やらなきゃいけない事をやらないで、やりたいことばっかりやって先延ばしするから嫌になるんだよ。
と怒られながら、いやいやゴミ箱へ投げ入れるから、ゴミ箱に入らず脇に落として取り行って、ゴミ箱の蓋に八つ当たりするかの様にバタンと蓋を乱暴に開閉してゴミを捨てている。だからゴミ箱周辺とゴミ箱の蓋はなんとなく汚い。
でも・・・そんなもんだろゴミ箱は
これまでそう思っていた。そしてこれからも・・・
ところがこんなページを見つけて意識改革が!!
ってほどの感動はないが、ゴミ箱だけで、これほどの情報を整理して、商品の機能性デザイン性をアピールできる要素があるモノだと関心してしまうサイトを見つけた。
まぁ、ゴミ箱について、その機能性について深く考えたことがなかったので気づかなかったけど、これまでの欠点、改善すべき機能、普段の生活で不便だなぁって感じてたことをほぼ全て解消!!人生の無駄を省きます!!!
ってセールス文句も普段の日常を思い返しながら読むと、まぁ確かに・・・なるほどねぇ。と思ってしまい、あればまぁ便利だよね。と思ってしまう。
綺麗にするという目的のゴミ箱の周りが綺麗じゃない。。という、理不尽な状況を変えてくれるかもしれない。
そんな事を期待していまう・・・かもしれない。
んで、実際に買ってみた
子供が片付ける不思議
ゴミ箱自体は、まぁ大きめかな45L入るので、ゴミ袋丸々有効に使える。ぱっと見その程度。あとは開く!扉がニョィィィィンと開く。匂いは・・まだわからないけど、きっと平気なんだろう。
あとは、子供がちゃんと捨てるかどうか。
子供が学校から帰宅してすぐに気づいた。
が、たかがゴミ箱。そこには何の新しさも楽しさも、何の興味を引く要素はない。
一見普通のゴミ箱だし無理もない。
ただ、ステンレスの表面に映る自分の顔が縦長に写っているのが楽しくしばらくはゴミ箱の側面を眺めていた。
が、それほど興味の続く珍しいモノではなく、我が子は別の何かを求めて、立ち上がろうとした。
その時、ニョィィィィンと扉が開いた!!
なにこれ!?勝手に開く
子供の興味が一度にゴミ箱に向けられた
なにこれ?
ゴミ箱?
勝手に開くの?
ゴミ捨てでも良いの?
と、矢継ぎ早に質問が来た。
ゴミ捨てでいいの?当たり前だろう。なぜ捨てない。と思いながらも、やってみな。と子供に伝えると、子供はゴミをジャンジャン捨てた。ティッシュ、計算用紙、消しゴムのカス学校のプリント、爪切った爪、宅配便の包装紙、パパの手帳などなど。って、コラコラ手帳はダメだろ。と拾いつつ、これまで何度も捨てろと言っても捨てなかったゴミたちが瞬く間にゴミ箱に吸収され、もうないの?ゴミ?と言うほどリビングは綺麗になっていった。
そんなこんなで、一週間は、ゴミ捨て週間は続いていて、散らかってるの片付けは後手にまわっているけど、汚いの状態は改善傾向にある。逆に必要なモノも捨てると言う副作用も発生しているので、そこの判断力強化は別途必要ではあるが、捨てないことと比べればさしたる問題ではない・・・気がする。
問題は、値段。そこそこ高い。高いの基準は人それぞれなので、実際にホームページをみて判断した方が良いが、満足できなければ返品可能なので、お試しに頼んでみるのも良いかと思う。
