蜂の巣の穴の中のなにか③ 〜アシナガバチとの戦い〜 | ねりまじん

蜂の巣の穴の中のなにか③ 〜アシナガバチとの戦い〜

アシナガバチがいなくならない

きっともうオーナーはいないんだ。幼鳥も食事とれずにきっと餓死する前なんだ。

と確信するほど、戻ってこなかった女王蜂が、巣を廃棄した途端戻ってきて、それから2日ほど居座っている。

子供より巣が大事だったのか?

恐怖でベランダの窓を開けられずに2日過ごしたがいい加減洗濯物干さないと家の中も臭くなる。

戻り蜂は危険、女王蜂一匹といえど、近づくと巣の破壊者とみなされて攻撃される可能性もある

でも、蜂の数は1匹。

巣はないとはいえ、女王蜂1匹は攻撃的にならずに、巣を再度作り始めるそうだ

その前になんとかしなければ

あっけない蜂退治

先日購入した、蜂撃退のスプレーを使ってさっさと駆除しないとまた巣を作られる。

幸いしばらく様子みたけど、女王蜂以外には蜂はいなさそうだ。

私は、最悪刺されることも覚悟して、裏口から道路側へ出てスプレー発車!!

と、スプレーを吹きかけた瞬間、蜂が下降してきた。直後に私の方に向きを変えて一直線に向かってくる。

ヤバイ、刺される!!

という最悪のケースを思い描いたが、女王蜂は、なんの抵抗もなく真下に落下。

そして、ピクピクしていて、虫の息。なんてあっけないのだろう。こんなに恐れておたのにスプレー一拭きで死の直前

あっけない女王蜂の最後。

よくよく考えたら、蜂が悪いわけではない。おそらく緑地破壊の影響で移動してきただけだろう。

人間に攻撃する気もないだろう。

そう。蜂はなにも悪くない。

でもごめん。子供との共存は親として許容できない。

あれだけ恐怖により私に鳥肌を立たせた蜂なのにスプレー一拭きでころっといった。

なんか気の毒なほどあっさりと。

なんとなく、とても申し訳ない気持ちになりながら、瀕死の女王蜂を申し訳ない気持ちで息の根を止めた。

なんか本当にあっけなく、あんなに恐れてたのに、なんの抵抗もせずにあっけなく。

蜂駆除のスプレーが強力なだけなんだろうけど、ここまであっけないと、本当は弱い生き物なんじゃないかってくらい、もうしわけないきもちになってきた。

なんか他の方法があったんじゃないか?と、自分の行動を疑い始めたところで、

家族は大喜び!

それを聞いて、自分の行動の正しさを確信した。

ごめんアシナガバチさん。