アシナガバチがいなくならない
きっともうオーナーはいないんだ。幼鳥も食事とれずにきっと餓死する前なんだ。
と確信するほど、戻ってこなかった女王蜂が、巣を廃棄した途端戻ってきて、それから2日ほど居座っている。
子供より巣が大事だったのか?
恐怖でベランダの窓を開けられずに2日過ごしたがいい加減洗濯物干さないと家の中も臭くなる。
戻り蜂は危険、女王蜂一匹といえど、近づくと巣の破壊者とみなされて攻撃される可能性もある
でも、蜂の数は1匹。
巣はないとはいえ、女王蜂1匹は攻撃的にならずに、巣を再度作り始めるそうだ
その前になんとかしなければ
あっけない蜂退治
先日購入した、蜂撃退のスプレーを使ってさっさと駆除しないとまた巣を作られる。
幸いしばらく様子みたけど、女王蜂以外には蜂はいなさそうだ。
私は、最悪刺されることも覚悟して、裏口から道路側へ出てスプレー発車!!
と、スプレーを吹きかけた瞬間、蜂が下降してきた。直後に私の方に向きを変えて一直線に向かってくる。
ヤバイ、刺される!!
という最悪のケースを思い描いたが、女王蜂は、なんの抵抗もなく真下に落下。
そして、ピクピクしていて、虫の息。なんてあっけないのだろう。こんなに恐れておたのにスプレー一拭きで死の直前
あっけない女王蜂の最後。
よくよく考えたら、蜂が悪いわけではない。おそらく緑地破壊の影響で移動してきただけだろう。
人間に攻撃する気もないだろう。
そう。蜂はなにも悪くない。
でもごめん。子供との共存は親として許容できない。
あれだけ恐怖により私に鳥肌を立たせた蜂なのにスプレー一拭きでころっといった。
なんか気の毒なほどあっさりと。
なんとなく、とても申し訳ない気持ちになりながら、瀕死の女王蜂を申し訳ない気持ちで息の根を止めた。
なんか本当にあっけなく、あんなに恐れてたのに、なんの抵抗もせずにあっけなく。
蜂駆除のスプレーが強力なだけなんだろうけど、ここまであっけないと、本当は弱い生き物なんじゃないかってくらい、もうしわけないきもちになってきた。
なんか他の方法があったんじゃないか?と、自分の行動を疑い始めたところで、
家族は大喜び!
それを聞いて、自分の行動の正しさを確信した。
ごめんアシナガバチさん。