2度目の緊急事態発令が出て、政府からは学校に対しての休校要請などはないという通達でしたが、日比谷高校ではすぐにオンライン授業への切り替えを行ています。
1回目は試行錯誤のオンライン授業
2020年に1回目の緊急事態宣言が出され学校の休校が決まった時はあまりにも突然だったためしばらくは休校を余儀なくされていましたが、休校期間がいつまで続くか分からない中で、日比谷高校ではかなり早いタイミングでオンラインでの双方向授業が始まっていました。
武内校長の動きが新しい物好きの子供のように早い
Classiを使って先生からのメッセージ配信、PDFによるプリント配布。そして、オンライン授業。まず、校長が率先して動き試行錯誤を繰り返し、学校全体で生徒のために何ができるかを、率先して実践しています。
都立日比谷高校の名物にもなりつつある武内校長ですが、メディアにも登場するし、本を執筆しているなど誰よりも忙しい校長が生徒のために率先して動いている姿は、さすが名門校の校長と感心させられます。
>>TBS THE名門校「都立の逆襲!日比谷復活の裏に校長あり」の番宣ページ
他の高校のオンライン授業への動きは?
私立高校もいくつかはオンライン授業への切り替えを行っている。難関と呼ばれる高校の対応が早い印象です。
他の都立高校はどうだったのでしょうか。都立高校はどこも同じくオンラインによる授業は始まっているのでしょうか。
2回目の緊急事態宣言時、日比谷高校は、すぐにオンライン授業へ切替える
先日発令された2度目の緊急事態宣言では、教育の遅れによる懸念を回避するため、休校などは行わない。という何とも中途半端な宣言でした。
休校がないなら登校させる。以外の選択をする日比谷高校
お国の言うことに右へ倣えの公立校においては、休校が不要であるなら学校に登校させるという方針を取る学校がほとんどです。
過去に学ばず、政府に言いなりの方が楽だからです。多くの学校がその思考で楽をしている中で、日比谷高校においては、緊急事態宣言の予告が出てからすぐにオンライン授業への切り替えの準備が進められていました。
そして、緊急事態宣言が出された直後にオンライン授業へ再開していて、生徒は自宅からの授業参加となっています。
国の指針にただ従うのではなく、学校として生徒のためにどうするのが一番良いのかを考えて自ら動ける日比谷高校という組織がやはり都立最難関校である所以ですね。
国会議員がいつまでも国会に集まって3密作って無駄話をして、無策な中緊急事態宣言を出している中、すぐ隣の都立高校ではこうも生徒のために試行錯誤して授業を行う努力をしているのかと。こうも同じ公務員なのに動きが異なるのかと、感心と落胆が隣り合わせの永田町です。
日比谷高校イズムを政治家にも教えてあげてほしいです。