こんにちわ。俺の息子の話「中学受験 次男編」です。
今月から早稲田アカデミー小6コースが始まりました。SSクラスへの昇格目指して日々学習を継続しています。今回は、早稲田アカデミーの小6コースで扱うテキストについて解説したいと思います。
現在我が息子は、SBクラス(中位)に所属しています。最新の偏差値はこちらです。
- 第一志望校:早稲田中、海城中
- 第二志望校:芝、城北
- 早稲田アカデミークラス:SBクラス
- 早稲田アカデミー偏差値:53.22
(国語:35.98、算数:55.6、理科:59.49、社会:60.14)
早稲田アカデミー小6のテキストのラインナップ
早稲田アカデミーの小6コースの授業で扱うテキストの申し込みは既に完了して、テキストも到着しているのですが、ふと違和感に気づきました。それはバックアップテキストが無い点です。ネットでいろいろ調べると早稲田アカデミーのテキストは、次の3つが使われています。
- 上位校への算数 プラクティス
- バックアップテキスト
- 4科のまとめ
この3冊の評価が非常に高いので、ぜひ授業で扱ってほしいと思っていました。でも、申込書には、「4科のまとめ」しかありませんでした。「上位校への算数 プラクティス」については、残念ながらSSで使用するテキストなので、SBクラスでの申し込みは選択肢にありませんでした。
早稲田アカデミーで「バックアップテキスト」を取り扱わない理由
なぜ一般的に評判の高いバックアップテキストを早稲田アカデミーで扱わないのでしょうか。早稲田アカデミーに通う生徒であれば、みんな配られるものだと思っていました。息子の通う校舎だけなのか、それとも、先生の裁量なのか。。。
そこで、早稲田アカデミーの事務所に電話をして確認してみました。

テキストの申し込み一覧に「バックアップテキスト」がないのですが、塾で使用するものではないのですか?

SB/SAクラスの生徒はまだ、「バックアップテキスト」を解けるレベルに至っていない生徒が多いので、夏期講習から使用する予定です。それまでにバックアップテキストが解けるように基礎固めをする予定です。
ということのようです。取り扱わないわけではなく、小6の最初の時点では、扱うにはまだ学力が不十分と判断されているようです。
早稲田アカデミーのSSクラスではバックアップテキストは使わない
さらに、SSクラスではバックアップテキストは扱わないテキストとのことでした。なんかネットでの話と違うぞ。と思って、さらに塾の先生に質問をしてみました。

SSクラスではバックアップテキストよりも難しい上位校への算数 プラクティスを使って学習します。
SSクラスに早く上がらないとどんどん学力差がついていってしまいます。この差はかなり危険です
SBクラスはバックアップテキストを使うけど、SSはそれすら使わない。この学力差が受験にどれほど影響するのかわかりません。でも、現時点で、SBクラス以下の生徒は、全員バックアップテキストを特に値しないと判断されているということになります。
早稲田アカデミーのバックアップテキストの入手方法
SBクラスとSSクラスの使う教材のギャップに強烈な危機感を感じたので、テキストの入手方法を聞いてみました。

先生から以前うちの子は「国語以外はSSレベルだよ」と言われていたので、SSクラスの問題を解きたいです。

事務室でテキストを申込めば、購入することできますよ
という感じで、割と軽く受けてくれるようでしたので、電話を切ってすぐ早稲田アカデミーの事務所まで言って申し込みをしてきました。
早稲田アカデミーではクラスや校舎によって使うテキストが異なる
なぜSSクラスでは「上位校への算数 プラクティス」を使っているのに、SBクラスは「上位校への算数 スタンダード」を使わないのでしょうか。そして、バックアップを夏期講習まで配布しないのはなぜでしょうか?
色々と疑問が出てきたので、再度、早稲田アカデミーの事務所で質問したところ

早稲アカで扱うテキストは、塾として共通カリキュラムに沿った教材で決められたものがありますが、それ以外にどの教材を使うかは先生に一任している為、先生毎に使う教材は異なります。
ということでした。
去年の5年の先生はバックアップテキストのコピーを配って使っていましたが、今年は四科目のまとめと予習シリーズをメインにするらしく、毎年指導方針を変えているようでした。
塾の先生も指導方法を試行錯誤しているのでしょうかね。早稲田アカデミーは教える講師の質に当たりはずれがあると聞く事もありますが、先生によって教え方が変わるというのは塾としてどうなんでしょうかね。
先生の言うとおりに勉強をすれば大丈夫だから頑張りましょう。と言っているその言葉の信頼性が下がってしまう仕組みでした。
早稲田アカデミーの授業で使わないテキストの質問も可能
授業で使わないバックアップの問題でわからないところがあったら、先生に質問して良いかとの質問には、快くOKしてくれました。
とはいえ、4科合計の偏差値でレベルを見てクラスを確定することに違和感を感じずにはいられません。各科目の得手不得手があるのなら、科目ごとにクラスを分けて、ボトムアップをする方が全体の進学実績も上げられるように思えるのですが、そこまでの努力は不要ということでしょうか。
なんとなく釈然としないこともあるけれど、取り敢えずテキスト申し込んでみた。

ここは本当に集団塾のいけてない所です。

受験は4科目で合否が決まるからクラスも4科目の成績で決めます。
塾に問いあわあせてもこの一点張りなんです。息子は、算数がSSクラスだったのにSBクラスの授業に合わせていたら、心なしか成績も下がってきているような印象があります。
基本は早稲アカの授業ではなくテキストを用いた家庭学習!!
テキストの入手はできますが、それを使った授業を早稲田アカデミーが行ってくれるわけではありません。だから、そこは家庭で時間を作って解く必要があります。
毎週大量に出る宿題をすべてやるとかなり時間的に無理が出てくるので、子供のウィークポイントを把握したうえで、解くべき問題を取捨選択しながら効率的に学習を進める必要があります。
残念ながら、それぞれの生徒の苦手分野と得意分野を細かく分析して、効率的な学習プランを立ててくれる先生は早稲田アカデミーにはいません。教材は悪くはないので、不明点は先生に質問に行かなければならないのが少しストレスですね。
やはり、個別に我が子を見て受験までのプランを立ててくれる家庭教師の存在が一番ありがたいのかもしれないと思ってきました。
早稲アカのテキストを家庭教師に解説を依頼
早稲アカが授業で扱わないテキストは、自宅で自習するしかありません。しかし、難易度が高く、わからない問題も多いので、教えることはほぼ不可能です。だから、わからないところは、塾の授業の後にまとめて質問するしかなくなります。
でも、わからない問題が多すぎて、一回で聞き切れる量じゃなくなります。これは、基礎ができていないことに起因します。でも、基礎をしっかり教えてくれる先生がいません。そうなると、塾に頼ってばかりではなく、家庭教師を使って、その生徒に特化したプランで苦手科目の克服を狙うしか手段がなくなります。
昨今の家庭教師はオンライン化も進み、指導方法にも工夫が出てきたので、お子さんと相性が良ければ、すぐ成績が上がる可能性があります。集団塾でここを見ない学習よりも効果を感じてしまいます。
家庭教師については、こちらの記事も参考にしてみてください。