組み分けテストでクラスが上がった!!
このまま、成績上げて難関校に合格して欲しい
塾のクラスが上がるとテンション上がります。でも、なぜクラスを上げることができたのか?そこを分析して、これからの勉強方法を考えないと、すぐに下のクラスに戻ってしまうかもしれません。
下のクラスの友達に
「お帰り!早かったね!!また一緒に頑張ろうぜ!!!」
なんて冗談を言われたくないですよね。でも、そんなお子さんが意外と多いんです。
クラスを上げたお子さんの勉強法
これまで好成績が取れなかったけど、ついに上のクラスに上がることができた‼︎おめでとうございます。でも、その勝因はなんでしょうか?試行錯誤して勉強法を変えたからでしょうか?それとも、特に勉強方法は変えずにコツコツ続けた結果でしょうか。
- 勉強法を変えて成績アップ
- 勉強法を変えずにコツコツ続けて得点アップ
もしも、後者の「勉強法を変えずにコツコツ続けて得点アップ」って場合は要注意です。次回以降ではやっぱり成績が振るわず下のクラスに戻ってしまうかもしれません。クラスが下がらなくても、ギリギリの成績でいつまでも必死に勉強して疲弊しちゃうかもしれません。このままじゃやばいかもしれないんです。
勉強法を変えてクラスを上げる
クラスを上げた要因が、勉強法を変更したことだったらそれは素晴らしい傾向だと思います。
その勉強法を継続できるかがポイント
勉強法は、どのように変えたのでしょうか?
勉強時間を増やしたのでしょうか。それとも、勉強量を増やしたのでしょうか。
いずれにしても、成績アップにつながる変化ですね。でも、その勉強法を今後も継続できるかどうかは考えた方が良いかもしれません。
過去の復習がキープの鍵
そして、これまで学習し的た分野については、放置しても大丈夫でしょうか?
そこの分野はこれまでは上のクラスの生徒が取る成績じゃなかったはずです。だとすると、出題範囲の多い模試などでは得点稼げない可能性がある。
なんとかして、過去の得点の低かった分野の復習をする必要があります。
勉強法は変えずにクラスアップ
コツコツ勉強を継続して成績アップに成功したお子さん。こっちの方が優等生のような印象があります。でも、個人的には、こっちのケースの方が要注意だって思います。経験上、同じ勉強方法を継続するだけで、クラスを上げるのってかなり難しいです。
勉強法を変えてないならキープが限界
なぜなら、多くの生徒が、コツコツ同じ勉強を繰り返して頑張ってるからです。みんな塾で授業受けて同じ宿題を解いている。
それで、なかなかクラスは上がらなかったのに、突然お子さんだけが成績が上がってクラスアップ。これって、違和感ありませんか?
これまでの勉強法でキープしていたなら同じ勉強を繰り返していたらキープが精一杯ですよ。
クラスが上がった理由は「たまたま」
おそらく、クラスが上がったのは、
- 自宅で解いた問題が多く出題された
- 家で解いた予想問題が的中した
こういった状況で、たまたまその回は高得点が取れただけかもしれません。それが、今後のテストでも繰り返されて、本番でも再現できれば良いのですが、そんなことはほぼ無いと思います。
上のクラスでぶち当たる勉強法の壁
たまたまでもなんでも、まずは上のクラスに上がることが大切です。
上のクラスの授業を受けて頑張ってついて行ければなんとなかる!!
この気持ちもわかります。それも正しいです。なんとかできればですけど…
学びの質が変わる上のクラス
でも、どうやってついていけば良いのでしょうか。
上のクラスの授業は基礎ができている前提で進むんです。下のクラスで学んだ基礎はほぼ学びません。できてる前提だからさらっと流すだけです。だから、初めてクラスが上がったお子さんはその基礎を勉強しながら授業についていかなければなりません。それって、めちゃくちゃハードなんですよ。
だって、先月まで授業でギリギリついて行ってた基礎の勉強が、上のクラスではほぼできてる前提で授業進むのですから。勉強法が同じままで付いているわけがないんです。
家庭学習で基礎学習と塾の復習を行う地獄の日々
基礎学習は塾では教えてくれないから自宅で頑張るしかありません。って、それ結構しんどいです。今のまま勉強量を増やして頑張るのって、お子さんも保護者様も疲弊しちゃいます。
だから、何かしらやり方変えるなどのメスを入れる必要があるんですよ。勉強量を増やすでも良いんですけど、何か、効率的に学べる環境の変化とか、
そうしないと、このクラスを上げたチャンスを無駄に過ごして、数ヶ月後に下のクラスにとんぼ返りすることになります。
クラスが上がったらすぐやるべき勉強
ようやくクラスアップを達成したとして、そのクラスをキープするためにじゃあ、何をすれば良いかっていうと、次の2点です。ただ、やることはどちらも同じです。
- 過去上に学んだ分野のレベルアップ
- クラスキープするための勉強法の確率
まずはなぜ上記が必要なのか、今の状況を説明します。
クラスアップした瞬間の状況を理解する
今お子さんが置かれている状況はこんな感じです。

クラスアップと同時に以前下のクラスで学んでいた分野もレベルアップ‼︎そんな都合よくはいかないんです。数ヶ月前まで下のクラスで勉強していた時と何も変わっていないです。解ける問題は増えているかもしれないけど、それはコツコツ勉強していた結果当然の対価です。だから、今後も下のクラス相当の成績がほとんどなはずです。境界線あたりで推移することになり、気の抜けない受験生活になります。
上のクラスに上がったらやるべきこと
塾の生徒みんながコツコツ必死に勉強しています。お子さんも同じだと思いますが、お子さんだけがみんなの成績をごぼう抜きするなんてことはまずないです。
勉強方法の変更は必須
だから、何かしら勉強法を変えなければならないんです。やるべきことは、過去学習した分野を確固たる知識に定着させること。そして、将来的に下のクラスに落ちないための勉強法を確立させること。この2点がめちゃくちゃ重要です。
必要なことは塾では教えてくれない
でも、そのやり方は塾の先生は教えてくれません。家庭学習でもほぼ不可能です。できてもかなりの時間がかかります。だから、家庭教師に頼るしかないんです。一時的にでも家庭教師を活用して、上のクラスでの学習習慣を身につけるしかないんです。
しばらくは家庭教師にフォローを依頼
簡単に家庭教師を使う利点を解説すると
- 子供の特徴に合わせて指導するから子供の理解が早い
- 苦手科目にフォーカスするので短期間で効果が出る
これに尽きると思います。当然、時間単価は高くなります。でも、偏差値単価では家庭教師の方が断然お得です。(偏差値単価:同じ偏差値アップをするためにかかるコスト)

個々の生徒にピンポイントに合わせて教えてるから。無駄がなく早いんです。勉強法も教えてくれるから、過去の分野のキャッチアップと同時に今後の塾での学び方も学べます。
家庭教師を活用することの効果などはこちらの記事に記載していますので参考にしてください。
おすすめの家庭教師センター3選
難易度ごとに活用したい家庭教師は異なります。ここではおすすめの3つの家庭教師を紹介します。どれもオンラインでの授業が可能なので、自宅に呼ぶことなく個人授業で成績を上げてくれます。
とりあえず、授業料いくらなのって情報は、本記事では割愛しています。ホームページのリンクがあるので、最新の料金を確認してみてください。ただ、先にお伝えしましたが、時給単価ではなく偏差値単価で考えたらどれもお得なので、料金見て断念するのは超もったいないと思います。
初級から学べる「メガスタ」
「メガスタ」は経済産業省 の『未来の教室』で結果の出るオンラインサービスとして掲載されているほど実績は高いです。
教務スタッフがお子さんの性格を理解した上で担当先生を割り当てます。4万人の講師が登録しているので、子供にぴったりの先生にである確率が非常に高いです。
授業もオンラインでの指導に慣れた先生が多い印象が強く、かなり手厚く、基本から応用まで教えてくれます。基礎がまだまだ不安なお子さんにぴったりだと思います。

紹介動画もありますが、オンライン授業の実績は1番長いオンライン家庭教師ですね。
中学受験専門のプロ家庭教師の「受験ドクター」
プロの家庭教師だけが指導します。中学受験に特化した塾なので、受験に関する情報も多く勉強以外の相談にも乗ってもらえます。塾の定期テストの解説が速報で動画配信されるので、自分の結果と比べて改善などにも役立ちます。
個人的にはSBクラスからSSクラスに上がってしばらく活用していたので、上のクラスで安定させるために活用できる私が1番活用していたおすすめの家庭教師です。


医学部生が教える家庭教師「Preceptor」

Preceptorは現役の医学部生だけが登録している家庭教師サイトです。
受験直前期に理科で難しい問題にぶち当たってた時に活用したんだけど、すごく助かった。彼らは総じて頭が良くて、どんな問題でも即答ですよ。で、塾で教わらない大学の医学部受験の勉強で教わるような解法で教えてくれるんです。だから、「え、まじ!?こんな簡単に解けるの!!」みたいに思考の広がりを与えてくれました。
ただ、それを理解できたのがSSクラスにいたからかもしれない。SBとかSAの生徒だと、ちょっと飛躍して聞こえて理解が追いつかないような気もします。
Preceptorは無料会員だと医学生の情報の閲覧だけで、有料会員になると気になる医学生にメッセージが送れます。そして、授業料も医学部生と直接交渉で、運営側の介入はなし。これが何よりありがたかった。スポットでの依頼とか今週3連続で教えて欲しいとか、こっちの希望にかなり柔軟に対応してくれます。
医学部生を親が探さないといけないのが、メリットでもデメリットでもあります。でも、医学部生であることはPreceptorが保証してくれるし、医学部生の登録数も増えているので、事前に有料会員になって良さそうな先生を見つけておくといざって時に重宝します。
まとめ
うちの息子は小5から早稲アカに通っていました。でも、頑張って勉強しているのになかなか成績が上がらず、疲弊していました。小6でようやくクラスが上がったんですが、その後もギリギリの成績を低空飛行を続けていました。
それを、家庭教師を活用することで状況が変わってきたんです。
もっと早く活用したら、今頃開成中学の生徒だったかも・・
塾のクラスが上がって嬉しい気持ちもわかりますが、そこでやるべきことをしっかりやっていたらって思います。そうならないように、クラスが上がったらやるべきことを解説しました。クラスを落とさないために絶対に必要だと思いますので、参考にしていただけると嬉しいです。
クラスが上がったら、過去の学んだ分野の底上げが必要。そして、その先も上のクラスで学び続けるために学習方法の見直しが必要
それを効率的に行うには家庭教師の活用が最適。おすすめの家庭教師は次の3つ