医者の卵である国立大学の医学部生に勉強を教えてもらえる機会があるのに
そこから目を背けても本当に後悔しませんか?
家庭教師では良い先生に出会えない。ましてや現役の大学生バイトだったら100%ハズレくじだろう…
そんな先入観で利用を避けているご家庭がいたら非常にもったいないです。確かに、大学生バイトの家庭教師はピンキリです。
でもね、でもですね、ちゃんと見極めたらプロの家庭教師なんかよりも数倍すごいんです。特に国立大学の医学部生の家庭教師は神がかってます。さまざまなテクニックを駆使して、超速攻で成績を上げてくれるかもしれません。
おすすめは国立大の医学部生による家庭教師
多くの家庭が家庭教師の活用には否定的です。そして、家庭教師を使っていても、優秀な先生はプロの家庭教師だけだと先入観を持っています。
でも、国立大学の医学部に在籍中の学生が家庭教師をすることをちょっと考えてみましょう。
国立大の学生の特徴
彼らは、
- 国立大学に合格する学生は、中高一貫校出身が多い
- 中高一貫校の生徒は、もれなく中学受験を経験している
- 中学受験経験者は中学受験独特の学習法を知っている
- 中学受験独特の学習を知っている人は、子供の勉強の辛さに共感できる
- 国立大学生は、共通テストも高得点で通過しているので総合力がある
という特徴があります。そして、プロの家庭教師よりも確実に若い。
これはより柔軟な思考で物事を考えられるということです。指導経験が少ないデメリットはありますが、柔軟な粘り強い思考で伝える努力ができる人たちなんです。
国立大学生に家庭教師を依頼するメリット
そして、直近4年を遡るとその先生はまだ高校生だったんです。そして大学受験の勉強を行なっていました。
これってめちゃくちゃ重要な要素なんです。大学生は先生ではなく身近な優しいお兄さん的な立ち位置で教えてもらえるんですよ。
中学受験の経験もあるので、うまく勉強するコツなども教えてくれるからお子さんには非常に刺激的な存在なんです。
国立大の医学部生による家庭教師の特徴
国立大学に合格するってだけですごいことなんです。でも、その中でも医学部生はもっとすごいんです。特に次の大学の医学部は偏差値が67.5以上と、ほぼ東大に合格する実力を持っているんです。

医学部生卒のプロの家庭教師は皆無
彼らは将来、医者になることが決まってます。
彼らは医者になったら家庭教師の仕事はしません。なぜなら、そんなことをする必要がない人たちだからです。
そして、医学部を卒業して社会人のプロの家庭教師になる人もいません。塾の先生になる人もいません。
だって医者になりますから。
彼らがバイトするのは大学生の6年間だけです。彼らは小遣い稼ぎに塾の講師や家庭教師のバイトをします。そう、彼らにとっては小遣い稼ぎなんです。なぜなら、どんな問題も簡単に解けてしまう実力を持っているから。教えるのは簡単なんです。
家庭教師なら、そんな将来の医者の卵である医学部生に勉強を教えてもらうことができるんです。
医学部生とプロの家庭教師どっちがお薦め?
どっちが優秀かというと、それぞれ一長一短あると思います。どちらにもハズレ先生はいますし当たり先生もいます。ただ、傾向としては次のような違いがあるように思えます。
プロの家庭教師 | 家庭教師としてのキャリアが長く、教え方もうまい。 日々の受験に関するアドバイスも適切。 |
現役医学部生 | 大学受験の時に新鮮かつ近代的な解法を学んでいる。 どの教科でも柔軟に対応できる 学生なので子供に共感しながら指導できる。 |
単純に学力だけで見ると、医学部の学生の方が高く、より難しい問題の解説も可能です。一方で勉強面以外の受験に関するノウハウを相談したい場合は、プロの家庭教師の方がさまざまなケースに対応できます。でも、その役割は塾に任せて、勉強面だけサポートを医学部生にお願いした方が効果的です。
共感力が半端ない医学部生
現役医学部生は数年前は教わる側の受験生でした。だから、受験で役立つ最新の解法テクニックや、楽しい大学生活の話も聞くことができます。
そして、中学受験の厳しさも体験しているので、その辛い体験の後にある楽しい未来なども、よりリアルにお子さんと話ができます。
そう、共感力が半端ないんです。だから子供の心を鷲掴みして指導にあたるので、めちゃくちゃ効果があるんです。
誰よりもこだわりが強い医学部生
現役医学部生は指導歴が少ないので、教え方は上手くないかもしれません。でも、現役医学部生は受験勉強を極限までやり切ったノウハウを大量に持っています。そして、真面目に真剣にお子さんと向き合って、手を抜くことなく指導に当たってくれます。
医者になるって志で医学部に入った学生って、他人に役に立ちたいって思いが強いんでしょうね。
もし、難しい問題に直面しても、解けない自分が許せないので、必死に解き方を考えます。そして、生徒にそのやり方を教えてくれます。「ここまでわかってれば大丈夫」って、曖昧な状態で終わらせたりはせず、確実に教え切ろうという気持ちとこだわりで指導してくれます。
知識の量とエレガントな解法テクニック、そして生徒に理解してほしいと言う強い思い。教え方が下手でも、これらの情熱があれば、問題なく指導にあたれます。
更にさらにお薦めは地方国立大学医学部生
そして更におすすめは、地方の国立大学の医学部生です。教え方のテクニックなどはお伝えしたとおりです。が、東京大学や大阪大学など都心の学生は塾の講師や家庭教師の仕事はたくさんあります。だから、先生を探しても見つかりません。
それ以外の山梨、岐阜、奈良、宮崎、九州、岡山などの地方の大学生が狙い目です。人口が少ないから、その地での塾や家庭教師の仕事が見つかりません。だから、地方大学の医学部生はオンラインの家庭教師に登録します。
上記の国立大学の医学部は他の大学よりも偏差値が高く、東大生レベルの学力があります。彼らは、大学受験を通して、より多くの受験に役立つ解法テクニックを持っています。
更にさらにさらにおすすめは山梨大学医学部生
そして一番おすすめできる可能性が高いのは、山梨大学の医学部生です。
理由は、大学受験に特徴があります。山梨大学の入試情報のページを見ればわかります。理由は山梨大学医学部の試験が後期しかないという点です。
後期しかないってどういうこと
残念ながら山梨大学は都会とは言えません。だから、前期の試験で都内の大学の受験生が山梨大学医学部を受けることなんてほぼありません。
でも、前期で東京大学の医学部や東京医科歯科大学、千葉大学医学部などを受けて合格できなかった人が、流れてくるのが後期の山梨大学なんです。だから、都内の学生が後期に山梨大学を受験するケースが多いんです
都内の学生が流れてくるということ
都内の学生で医学部を狙う人って、開成とか筑駒、麻布などなど超有名な進学校出身の人です。だから非常に偏差値が高い。東大対策をしているような超難関塾で学んだ生徒が山梨大学医学部に集まります。
そんな学生に教えてもらえるって、何気に贅沢だと思いませんか
医学生は山梨大学近辺でバイトを探すのに苦労しています。だから、必死に教えてくれます。
国立大の医学部生が登録している家庭教師サービス
現役医学部生からは、衝撃的に効率的な解法テクニックなども伝授してもらえる可能性が高いです。塾の先生やプロの家庭教師からは教えてもらえません。それが、国立大学の医学部生による家庭教師なんです。
そんな現役国立大学の医学部生の先生を探せるサービスを2つ紹介します。どちらも教師は現役医学部生限定ですが、それぞれ特徴が異なります。
Preceptor | マッチング用のサイトで運営側は学習カリキュラムなどに口出しはしません。 医学部生教師と生徒のマッチングだけを行います。 お子さんの強化したいポイントが明確な場合や、短期決戦を考えている時に有効。 保護者側が主体的に依頼する場合に効果的なサービス |
名門会Online | 受験の戦略などを教務担当とともに話をしながら計画する。 最適なプランと家庭教師を教務担当が提案。 長期的に学力全体の向上を考える際に有効。 学習の進め方などがわからずそこから相談したい時に有効 |
Preceptor

Preceptorは医学部生だけが講師として登録している家庭教師サイトです。
医学部生とのマッチングの際に利用するサイトで、それ以上のサービスはありません。授業料の交渉や学習カリキュラムの提案などはありません。
すべて医学部生と生徒の間で合意形成を取ります。そのほか、オンラインでの接続方法も医学部生と生徒間で話して決めます。全て家庭教師の先生と生徒間での取り決めで進めます。
利用料金
サイトのユーザ登録料は無料です。家庭教師とメッセージのやり取りをする場合は、有料会員として最初に29,800円が必要です。
その他に発生する料金は、授業料のみです。授業料は、医学部生ごとに異なるので、授業の内容や目的などを踏まえて、医学部生と直接交渉を行って確定します。
指導対象
中学受験生、難関大学を目指す中高生、中高一貫校の中高生などが主な対象です。ただ、個人契約なので、先生が対応可能であれば、これ以外でも問題ありません。
教師の探し方
サイトに無料ユーザ登録すると、教師の一覧が見れるので、プロフィールなどを確認して探します。気になる教師にメッセージを送る際は、有料会員になってからメッセージを送ることになります。有料会員になるには、29,800円が必要です。
効果的な利用方法
Preceptorはかなり自由度の高いシステムとなっています。利用目的を明確にしてから使うと効果的だと思います。また、ある程度保護者の方が主導権を握って先生に依頼できる方には使いやすいサービスです。
授業料の交渉などもあるので、そこに煩わしさを感じる場合はお勧めできません。ただ、安価で優秀な医学部生に指導してもらえる可能性の高いサービスです。

夏期講習の直後に期間限定でお願いをしたんですけど、問題を解くために必要な基礎知識が何なのかを明確に把握していて、息子に何の知識がないのかをすぐ見抜いて教えてくれたので、一気に得意分野になっちゃったんです。

塾とか他の事務が先生を管理している場合、時間が来たら終わりだし、延長料金も請求されるけど、ここは、先生が逆にもう少し区切りのいいところまでやらせてください。って言って先生が教え切るまで時間を取ってくれるので、すごい熱意を感じました。
当然、先生にはピンキリはいます。でも、私が頼んだ山梨大学の医学部の先生は、最後まで教え切ってくれたので、非常にありがたかったです。
名門会Online

名門会Onlineは、現役医学部生が指導にあたるオンラインの個別指導塾です。
利用料金
授業料は1時間あたり一律6,600円で固定料金となっています。授業は学年によって以下の通り最低時間が定められています。
- 小中学生は1回1.5時間から
- 高校生以上は1回2時間から
指導対象
指導対象は、小学生から高校生(浪人生を含む)と幅広く対応しています。まず、無料カウンセリングで利用目的を伝えて、子供の性格や指導方針などの提案をしてくれます。
教師の探し方
教師は、教務担当とカウンセリングを行なって、最適な教師を提案してくれるようです。要望を伝えれば合致する教師を探してくれると思います。相性が悪ければ変更も可能ですが、自らプロフィールを見てどの人に依頼ということはできず、教務担当を経由します。
授業の進め方
Zoomなどのフリーのツールではなく、名門会独自のオンラインシステムを使った授業で、時間割の管理などもシステムで管理してくれます。

効果的な利用方法
名門会Onlineは教務担当と話をしながら個人個人に合ったカリキュラムを提案してくれます。
代表的なのは、志望校合格に向けてトータルプランを提示する「鳥瞰カリキュラム」。そして、科目別に効率的に学力を上げる「科目別カリキュラム」があります。このようにある程度、要望を伝えて教務担当にプランを作ってもらいたい方に向いているサービスです。
国立大の医学部生に家庭教師を依頼した結果
息子は、小6の12月にPreceptorに登録して、山梨大学の医学部生から社会の過去問の解説をお願いしました。
利用の検討は小6の10月ごろ
利用を検討したのが、小6の10月頃。それまでは、家庭教師は受験ドクターを利用していました。受験ドクターでは、各科目に特化して受験対策をお願いしていました。

受験期直前ということもあり、一人の先生に複数の教科を柔軟にサポートしてもらおうと思いPreceptorに登録しました。
Preceptorは全て教師と個別交渉
何人かと話をして、授業料の交渉などを行ったのが少し手間に感じましたが、名門会の一律6,600円よりも低価格でお願いできているので、かなりお得な投資だったと確信しています。
そして、医学部生は他学部の学生よりも難易度の高い勉強をしていました。だから、素早く解くためのテクニックを持っています。それだけではなく、医学部生の大学生活の様子も聞くことができるので、非常に刺激的な時間をもらうことができます。
学生バイトのいい加減さは皆無
また、医学部生に関しては、忙しくてちゃんと教えてくれないとか、時間を守れないんじゃないか。そんな懸念を持つ人もいますが、それはほぼ該当しません。なぜなら、医者を目指す医学部生には次のような特徴があるためです。
- 解けない問題がほとんどないから、途中で逃げ出す必要がない
- 難しい解法テクニックを他人に伝えることが教えるのが好きだから
- 自分の解説で子供が理解する姿を見るのが好きだから
- 医者という人の命を預かる責任感の強い職業に就くことを覚悟しているから
医学部以外の学生は、解けない問題があると、答えを濁し逃げ出す先生もいます。が、医学部生はきっちり理解して教えようって気持ちが強いです。
テクニックの応酬で目から鱗の連続
国立大学医学部生は、かなりコアな知識を持っていて、過去問もほぼ即答できてしまう知識量にかなり驚きました。さらに試験時間が少ない時に関数を使って一瞬で解いてしまう方法なども教えてもらい、目から鱗の連続でした。
解説の仕方はあまり上手くないのでフォローが必要
ただ、ちょっと教え方は上手くないかもしれません。子供だけに任せてると、わかったフリしてしまうかもしれないので、横で子供の反応見ながら、「それちょっと理解できてないかも」って口出ししながら解説の深掘りをお願いしたりすると、「おぉ、なるほどぉ!!」って確実に理解した反応が得られます。
また、ひたすら暗記するだけの知識も効率的に覚える方法などを教えてもらったことで、NN学校別コースの予想問題で社会の成績を上げることに成功しています。
教え方はあまり上手くないかもしれません。でもいい加減な態度ではなく、経験値の浅さからくるものだと思います。どちらかというと優しく寄り添う気持ちが強いので、親しみは持てます。そして、ただ親子でやる家庭学習よりもストレスは激減します。
まとめ
家庭教師には、プロの社会人家庭教師と大学生のバイト家庭教師の2種類の教師がいます。今回は大学生のバイト家庭教師についてご紹介しました。中でも、優秀なのが国立大学の医学部の学生であり、地方の医学部生ほどオンラインでの講師として登録していて、偏差値が76.5以上の大学の先生がお薦めであることを解説しました。
先生の探し方は、医学部生だけが教師としているサービスが2つあり、それぞれの特徴もご紹介しました。現在お子さんの置かれている状況からどちらを選択すべきかも見えてきたと思いますので、適切な家庭教師を選択して、最大限の偏差値向上を狙ってみてください。塾で淡々と勉強しているよりもはるかに早く成績の上昇を感じられることでしょう。