塾の先生は、塾で配布しているテキストをしっかりやれば大丈夫ですって言います。それ、嘘じゃないかもしれない。

でも、うちの子は塾のテキストと演習問題を頑張ってやってるんですけど…
そうなんです。テキストの難易度とお子さんの成績が合ってないと、どれだけやっても成績が上がらないってこと結構あるんです。
先生は質問して下さいと言いますが、毎回質問するも大変ですよね。そんな時、先生の代わりにわかりやすい参考書を持っておくと、効率的に家庭学習を進めることができます。
算数の参考書編
参考書を購入するとついそれを全部読んで解けるようにしないとって考えがちです。
でも、学習のメインは塾にした方が良いです。これらの参考書を使って勉強しましょう。というものではなく、あくまでも、塾の授業でついていけない時に辞書的な位置付けで活用することが望ましいと考えています。
速ワザ算数シリーズ
算数の問題で、図形問題や文章問題を苦手とするお子さん多いと思います。この速ワザシリーズは、算数のみんなが苦手とする分野毎に解法パターンがまとまっています。が、受験に必要なパターンをほぼ学ぶことができて、それぞれの問題でどこに着目すれば良いのかの勘所が身につくと思います。
熊野孝哉の入試で差がつくシリーズ
続いてもは、熊野先生の入試で差がつくシリーズです。速ワザと同様に分野毎に本は分かれています。解法のポイントがわかりやすい解説です。
大きな特徴として、手書き調で書かれている点で親しみが持ちやすいという点と、複数の解法を解説している点です。後者は、複数の解法を学ぶことで、解くための発想力が比較的に伸びます。
国語の参考書編
音読と漢字の練習だけだと国語の成績もいずれ高止まりするかもしれない。もっと文章問題を解くためのテクニックを身につけないと、難関校にチャレンジすることなんてできない。そうお考えなら、国語の問題を解くためのテクニックを解説している本を2冊紹介します。
超ざっくりいうと、どちらの本も本質的には同じことを言っています。だから、どちらか1冊でも十分です。考え方などは、親が呼んで教えてあげる必要があると思います。だから、理解しやすい本を選ぶと、読解問題の解き方のコツはわかってくると思います。
国語が苦手な子のための教材
こちらは、さっきよりも難易度が低いので、お子さんが自ら無理なく学べると思います。説明文と物語文に分かれています。お子さんによってはどちらかが苦手という子もいると思うので、強化したい方の教材を使うのをお勧めします。
コツコツやるなら小学生新聞も有効
最後ですが、まだ、小学3年や4年のお子さんでしたら、小学生新聞の活用をお勧めします。文章を読む習慣が身につくのと、さまざまな表現言い回しがわかってきますし、時事問題にも強くなるので、文系総合力が身につくと思います。
理科・社会の参考書編
こちらは早稲アカのテキストだけでよいかなと思いますが、より深い知識を身に着けたいなら、SAPIXのコアプラスが最適だと思います。
理科と社会は予習シリーズと四谷大塚の動画を見るだけで、かなり理解度を深める事が出来るので、あえて余計な物を買わずに塾が用意しているテキストと問題で十分な実力が付きます。
まとめ
塾からは、塾のテキスト以外に参考書などを買う必要はないとの説明を受けます。でも、実際はそうはいきません。いつ使うかわからなかったとしても、難関校を受けるならまずこれら参考書は必須かと思います。塾に行っていればよいというものではなく、辞書的にいつでも見れる読み物としてそろえておい期待参考書たちです。
どれも、難関校を受験するには避けて通れない子供が苦手とする単元を分かりやすく解説しています。子供がわかりずらいと感じていても親は読めばなるほどねってなるので、親が教えるための指南書としても重宝します。