子供が自分の意見を言えない
授業中の発表の場で、明確に答えがわかっていて自信がある時は手を上げて発表することができる。
ただ、何かイベント等を行なった後、感想を求められたり、課題解決の為のアイデアを出し合う場など、答えが明確ではない、自分の気持ちや意見を発表する時はそれを恐れて手が上げられない。
<h2>ウチに秘めたる恐るべき「それ」とは</h2>
それを恐れて手が上げられない。その「それ」とは、
- 周りの友達からの反対意見
- 周りの友達からの批判
- 正しい意見なのか分からないと言う不安
- 周りの友達に笑われたらどうしようと言う不安
- 単純に恥ずかしい
この辺りが、主な理由だろう。
では、これら「それ」は本当に恐るべきモノなのか?
・・・・わかりません。
ただ、当人達が感じているのであれば、それは本当に恐ろしい存在なんだと思うし、それが原因で、発言欲に制御がかかっていることも事実である。
恐るるべき「それ」を、克服して自ら手をあげ自分の意見を言える子供になって欲しいなぁと思い、色んなスクールを試しています。
<h2>Tech kids CAMP</h2>
まずは、Tech Kids CAMPと言うサイバーエージェント社主催の『自らのアイデアを実現する力』を身につける、小学⽣のためのプログラミングスクールです。
ん?プログラミング?と思うだろう。私も発言力を、鍛える目的で通わせてはいなかったのだが、最終的に発言力の重要性を身に染みることになった場です。
正直なところ、プログラミングスクールですが、初級コースだったので、配られたプリントに従って作業するだけで、作ったものが動くのを楽しむ。という、楽しさを感じる為のスクールであり、それを受講すると何が出来るようになるというものではなかったのです。ただ、最終日には、サンプルを各人がカスタマイズして作ったモノを他の受講生や保護者の前で発表するという場があり、一人ずつ発表する機会がありました。
自分の作ったモノをみんなに発表するという貴重な体験をした最初のスクールです。
実際は、声も小さく、発表例のないように近い事を最低限発表するだけでしたが、上級講座に行くと、講堂での発表イベントがあったり、フィリピンで英語を身につけながらの短期留学イベントなどもあり、プログラミングの学習を中心に様々な経験をする事が出来るので、プログラミングとプレゼンテーションの力以外の力も身につけられる魅力のあるスクールでした。
ちょっと高いのですが、子供は確実に楽しみながら成長出来るので、お勧めだと思います。
<h2>子役芸能事務所</h2>
これは、異色かもしれない。オーディションを受けて合格したら練習生になれます。ただ、確実にコストはかかる。
- テアトルアカデミー
- 劇団東俳
- 宝映テレビプロダクション
- 劇団ひまわり
- セントラルグループ
などなど、調べればたくさんあります。オーディションは無料だったり、数千円なので、気軽に受けてみてもいいかもしれません。
たいてい受かります。
合格したら芸能界への道がひらけているかというと、そんな事はなく練習生からのスタート。一般コースと芸能コースで分かれていることもあり、必ずしも芸能界に行きたい人ばかりでは無く、我が家の様に人前で堂々と発言する度胸だったり、演じる演技力、声の出し方、滑舌よく綺麗に話すために通っている人も多いです。
一つの劇団に通わせた事がありますが、台本に従って演じながら話したり、ダンスしたり、早口言葉の練習したり表現することを重視した練習が多く子供は緊張して嫌がるかと思ってましたが、講師の方のリードが上手いのかとても楽しく通っていました。
学校でも手をあげて発言もする様になり、一定の効果は有りますね。
・・・ただ、やはりこれだけだと自分の意見を自ら発言するという場では挙手はしない。。先生に指名されれば話せるのですが、自分の気持ちや意見を自ら発言する。と言うのはまたちょっと違う訓練が必要なんだと感じました。
先述した恐るべき「それ」の克服には至っていない。と理解し、要はアドリブ、即興力が足りないのだと思うに至り、たどり着いたのが、インプロ。
即興劇やパフォーマンスなど、台本の無い世界で自分を表現するワークショップです。
多分最初は何も言えずに硬直して終わってしまうかもしれないけど、間違ってもいいんだ。とか、誰も非難をしないんだ。と言うのが分かれば間違いを恐れずにどんどん発言するのが楽しくなってくる。
と言うのを期待して通わせようと思ってます。どこに通わせるかは調査中。
インプロ ワークショップ
インプロ シンキング
などなど、いろいろなものがあるので体験したらまたブログろうと思います。