Bクラスでも試合に出る事が重要か、それとも基礎練習をするべきか

子供の通っているサッカークラブで幼稚園の時から仲の良かった友達が退会した

あんなに頑張っていたのに・・・なぜ?

理由は試合に出られないから。その子はとても練習熱心で必死に頑張っていた。小学生のサッカーの試合は11人では無く8人チームでの試合になるが、クラブの規模は小さく、一学年の人数も少ない。だから複数チームを編成する事ができない。そうすると、全員が試合に出られるわけではなく、何人かは試合に出られない子供が出てくる。その子はレギュラーが取れずにいた。

クラブの本質は試合に勝つこと

サッカークラブはスクールとは異なり試合に勝って、知名度を上げないと運営資金が集まらない。だから勝つためのチームを組む。

子供が多いクラブは、Bチーム、Cチームと複数のチームを作り、レベル毎の試合に出場させる。所帯の大きいクラブはスタッフも多く運営資金がたくさん必要。だから、入会者を広く募集して、試合に出す機会を増やす。

逆に少数精鋭クラブは、スタッフも少なくてすむが、子供も少ない。その少ない子供達からポテンシャルの高い子供を見つけ選手として育成する。そこでのチーム作りに成功して試合での勝率が上がれば、入会希望者が増えて、色々な子供が未来のJリーガーを、夢見て集まってくる。その中からまたポテンシャルの高い子供を発掘する。
入会したが、選手に選ばれず試合に出られない子供は、親が子供を不憫だと感じて所帯の大きなクラブで、Bチームでも良いから試合に出られるクラブに移籍する。そこで、たくさん試合に出て試合勘を身に付けてレギュラーを目指す。

所帯の小さいクラブはスタッフも少ないので、少数精鋭で残った子供達の育成だけでも運営が成り立つ。

所帯の大きいクラブはスタッフも分業で、Bチームなど、レギュラー候補生を、試合にだして退会しないように囲いつつ、Aチームが勝って知名度が上がるようにAチームの育成に力を入れる。
たまに、遅咲きでBチームの子供が急成長してAチームに昇格することもある。子供も試合に出られるので試合に出る楽しみを覚えてサッカーがより好きになるという効果もありクラブサイドと親のニーズが一致している状況に落ち着く。

試合勘が重要という事はハリル日本代表監督が言っている。オシム元代表監督もセルジオも皆んな揃って試合勘の重要性を述べている。

ワールドカップ予選で本田が先発を外されたのも理由は明白。チームで先発出場していないため、試合勘が薄れていたからだ。
トップチームの先発に選ばれる事。これはビッグクラブに所属している事よりも重要な事なんだと。

先日退会した友達は恐らくそういう状況を親が見かねて、少しでも試合に出られる所帯の大きなクラブチームへと移籍しのだと思う。

試合勘の重要性の前にある基礎力の重要さ

試合勘が重要ようなのはいうまでもない。
ただ試合に出られれば良い。それで、技術力も上がる。。
そんな単純な事なら、多くの子供は皆んな良い選手になっている。
でも、実際はそんな事はない。
選手として、生き残れるのはほんの一握り。
残れる人と埋もれていく人の違いはなんなのか。

それは、基礎だと考える。

次の記事で基礎力の重要性を考える。