高校選手権の決勝を見て日本サッカー界の未来が楽しみになった

なんだかんだ言いつつも結局さ青森山田の優勝だろう

そんな入り方をした高校選手権決勝戦。

下馬評通り前半で2点リード。静岡学園も良いプレーが多くてみていて楽しいのだけど、矢板中央戦の時と比べると動きが悪い。

というか、青森山田のディフェンスが良い。青森山田はセットプレーが良いだけではなく、攻守共に組織的にも成熟している印象でした。

静岡学園 感動の逆転劇

とはいえ、前半終了間際に静岡学園が一点を奪取してからは静岡学園の動きが良くなり、後半もずっと静岡学園ペースに試合が進んでいました。

昌平戦の時もそうですが、基本的に勝って当たり前と思われている青森山田は、追い上げられた時になんとなく慌てるのか、リズムが崩れて組織的な動きの歯車がずれてくる精神的な弱さを感じてしまいます。

静岡学園は、そんな中いつものリズムを取り戻したのか各選手落ち着いて精度の高いパス、トラップ、ドリブルを使い分けて、最終的には試合終了間際にセットプレーからの逆転に成功して、優勝を勝ち取りました。

昨日のU23アジア選手権のグダグダのシリア戦でフラストレーションが溜まってある中、高校選手権の決勝戦のレベルの高さは日本サッカーの未来が楽しみになる戦いでした。

実力的には青森山田

見ていて楽しくなる試合をしているのは静岡学園で、ドリブル突破や細かいディフェンスの間を抜く精度の高いパスや2人、3人に囲まれても倒れないフィジカルの強さなどを見ていて、我が子も思わずオォッと声を荒げるシーンも多く、なんとなく自然と静岡学園を応援してしまっていました。

それでも、冷静に見て総合力では青森山田が上のように思えます。今回は静岡学園に敗北しましたが、10回戦えば9回近くは青森山田が勝利するように思えます。また、今の日本サッカーに必要な要素も青森山田が多く持ち合わせているように思います。

静岡学園のサッカーは見ていて楽しい。あれのよりレベルの高い試合が海外のサッカーのように思えます。ただ、今の日本サッカー界においてあのサッカースタイルで世界と戦えるトップチームを作りかげられる指導者がいない現状を考えると、組織的に統制の取れていて、セットプレーに強いチーム作りをする事が、直近求められる日本サッカーなのだと思います。

静岡学園の見ていて楽しいサッカーは、子供たちのサッカー熱を上げ、今後のサッカー人気を集め、サッカー人口を増やす一端を担うことになると思いますし、我が子にも静岡学園のような見ていて楽しい、そして自らも楽しめるサッカーができるようになって欲しいなぁと思わせる一戦でした。