サッカー日本代表今野の活躍に隠された真実!!

AFCの発表したUAE戦の12項目ランキング

23日のW杯最終予選対UAE戦で大活躍の今野選手。誰があそこまで活躍を予想できただろうか。

いや、誰もできていないのではないか。本人含めて誰しもが、なぜ?今更今野?って思ったに違いない。長谷部の代役ともいわれていたが、ベテランという共通点以外に代役として活躍を想定できるものは何もなかった。

しかし、結果として誰しもが異を唱えないほどの大活躍。

なぜか?

UAE戦のデータ12項目をAFCが発表したのでその数値から分析をしてみる。

際立っているのは「トータルタッチ数」

試合で1番ボールタッチの多かった選手が今野で92回。2位は酒井の82回なので今野のタッチ数は抜きん出ている。ゲームの中心にいて、攻守ともに要として関わってきたからだろうか。

続いてパス数。これも1位今野の64本。2位は、ボールタッチ数同様酒井で51本。ボールタッチ数に比例しているのか、多く触ればパスする機会も多いということだろう。

これに対して、パスの精度を見ると今野は8位(75%)にまで順位を下げている。酒井は5位(78.4%)となっており、ボールを繋ぐという観点からいうと80%を超えている香川(84.8%)と山口(82.9%)には及ばないか。ちなみに1位は本田(90.9%)だが、出場時間が12分と短く、90分近くフル出場をしていたら少し別の結果になっていたと思われる。

引き続き1位のタックル数

今野は6回で1位。2位は吉田の3回。攻め込まれる前に今野が止めている。と考えられる。そしてDFの要、吉田がピンチを作らない戦いをしていたと読み取れる。

ボール奪取数も今野がトップ

ボール奪取数は今野は10回、続いて香川の8回、長友7回とベテランの活躍が目立つのは、キャリアの違いだろうか。4位以降も海外経験者が多いのは、海外での経験が強く影響しているのだろうか。

デュエル、回数は多いが・・・

続いてデュエル数と勝率。要するに一対一の勝負の数が何回で何回勝ったか。を表しています。

地上のデュエル数は今野が22回でトップ。空中は6回で2位。勝率はいずれも50%程度となっている。

これらの情報を見てて、ふと思った。UAEの誤算は今野の情報がなかったことでは無いか?日本人ですら、え!?今更今野?と、いや今野本人ですらそう思っていたほどだ。そんな状況でUAEが今野という選手をどれだけ事前に分析出来ただろうか。いや、たかが知れている。大した情報はないだろう。本田が出るか出ないか。とか、長谷部の怪我で代表戦の危機。そんな報道がある中、UAEにしてみれば「え?長谷部の代役の今野って誰??」って状況だっただろう。それなりに欧州で活躍している選手を集めた中、大した情報もない今野は一躍チームの穴、ウィークポイントとしてUAEには映ったのではないか。

  • 今野が穴だ
  • あそこから攻め入れ
  • 他の選手は要注意
  • 今野を狙え

そんな戦略が立てられたのでは。UAEは今野から攻め崩そうとした。結果、今野の周りにボールが集まり、デュエル数は増える。必死に取りに行くので。タックル数も増える。そしてボールタッチ数も増える。デュエル数が多いので相対的に奪取数も他よりは増える。ただし、勝率は五分五分。パスの精度もまぁまぁ。

スキルについてはまぁまぁな感じ。そんな今野という存在がデータによっても明らかにされた。

従って、際立った活躍に見えているが、今野が献身的なプレーをしたと言うわけではなく、いや、しているのだが、今野の実力が突出して良かったと言うよりは、UAEが今野を狙い撃ちした結果だとも考えられる。

パスの精度やデュエル勝率を見る限りやはり狙われる選手である事には違いないが、今野のデータは次のタイにもわたっているだろう。研究され尽くした今野がUAE戦同様に活躍するとも限らない。本当の穴として崩される戦略を立ててくる可能性もある。今野を使い続けるかは、よくよく判断した方が良いだろう。。。

と、書いている最中、今野離脱のニュースが・・・左小指付近の骨折らしい。。

代わりに遠藤航が招集された。色々な事情により、代表の世代交代も粛々と進んでいるように感じられる。。